桜陰 24
「祥子、このままお散歩だ。僕のものを抜いたら、今度こそ、そのスリップを脱がせて気を失うほど鞭で打ち据えてやる。」ベランダでガーターストッキングにバックストラップパンプス・・・それに桜色の首輪だけの姿にされてしまうなんて。
「さぁ こっちだ。」
高梨さんはリードと腰の動きで、淫楽に蕩けかけたわたくしを誘導するのです。
「はぁぁ・・あん」
骨盤の奥深くまでささった塊を閉め出さないように・・・腰を密着させたままで・・テーブルにすがって2・3歩移動します。
「ああぁ・・ゃあ・・」
歩を進める度にわたくしの締め付ける場所は捩れ・・・高梨さんの塊がいままで味わったこともない蜜壷の部位を刺激するのです。わたくしは突然の快感に思わず立ち止まってしまったのです。
「休んでいいとはいってないぞ。」
高梨さんは動きを止めると・・ずん・・と強く突き上げます。
「ああっ・・・いぃぃ・・」
わたくしは、はしたない声を上げてしまいました。
「ほら、こんどは柵ぞいに歩くぞ。」
前屈みなわたくしの上体を・・ガーデンテーブルからガーデンチェアの背をとおって・・・ベランダの柵のほうへと・・誘導するのです。
「あぁぁ・・・だめ・・いぃぃ・・・」
「祥子 そんなに締め付けたら抜けるぞ。もっと奥に飲み込むんだ。」
ぐぃ・・・まるで子宮口に捩じ込まんばかりに・・・あぁ・・塊がまた・・いちだんと・・おおきく・・・。
「・んぁあ・・ぁぁぁぁ・・だめ・・・いっちゃうぅ・・」
「だめだ、祥子。ベランダの真ん中でいき顔を展望台の男共に晒しながらしか逝かせないからな。その前に勝手に逝ったら、今度こそピアスをしてやる。」
思わぬ言葉に・・・わたくしの蜜壷はまたきゅぅぅぅっと・・締め付けを強めたのです。
「あぁぁ・・ゆる・・し・・てぇぇ」
言葉責めの間にも、一歩・また一歩とベランダの中央に柵づたいに歩くことを強要します。
高梨さんは言葉とはうらはらに、わたくしの中から抜け落ちない様に細心の注意を払ってくださっているようでした。鞭打たれひりつく白い腰に、ざらざらと茂みを擦り付けるほどに密着させた腰で、わたくしの歩みを誘導していたのです。
中からの快感・・・外の視姦・・・耳元に送り込まれるサディスティックな責め語。
勝手に上り詰めるなといわれても・・わたくしは・・一歩事に確実に追い込まれていました。
「よし、ここでいい。」
喘ぎに肩を振るわせるわたくしを、ベランダの柵の中央に・・・後から貫いたまま立たせたのです。
「ほら、あそこに首輪をつけてあげた桜の庭園がみえるだろ。」
まるで普通に景色を眺めているように耳元に囁くのです。
高梨さんはわたくしを柵にまっすぐに向かせ・・・クライマックスに向けて一段と強く・早い抽送をはじめたのです。
「あっ・・ああ・あぁぁ・・だ・・め・・・」
わたくしはもう・・・眼下の景色など眼にはいっていなませんでした。
「どうした、祥子。勝手に逝くのはゆるさないぞ。」
高梨さんは、わたくしの胎内の反応に・・・もう達するのは・・時間の問題であることくらいわかってらっしゃるはずなのです。
なのに・・・後から突き上げる腰の動きを一段と早めるのです。
「ああ・・あはぁ・・・」
「ちゃんと許しを乞うんだ。牝猫のように勝手に自分だけいくんじゃない。」
わたくしはもやは限界でした。
白く蕩け爛れてゆく淫楽に膝を崩して・・・堕ちてゆきたかったのです。
「ごしゅじん・・さまぁぁ・・・しょうこ・・を・いか・・せてく・・だぁさぁぁいぃぃ」
「それだけか、祥子。」
「ごしゅじ・・んっさぁまあのぉぉせいえき・・を・・しょう・・こに・・くださ・・いぃぃぃ」
「どこにほしいんんだ、祥子」
「しょうこ・・のぉ・・・なぁ・・かをぉまっし・・ろに・・してぇぇっっっっっ」
「どこだ、どこに欲しい、祥子。ちゃんと言うんだ。」
「あぁぁ・・・いゃぁぁ・・・」
「言えないなら、スリップを取り上げてベランダに夜まで放置だな。」
「やぁぁぁ・・・しょうこ・・の・・しきゅぅぅに・・ごしゅじんさぁまのぉ・・・ぉせぃぇきぃぃ・・くだ・・さぁぁ・・いい」
-
強い快感を与える蜜壷の締め付けとは裏腹に
ごしゅじんさま…という平仮名の響きが祥子
さんの心の中で高梨さんを想う気持ちの緩み
を感じる。
溶けてしまう…身も心も。
2006/08/06 10:40| URL | eromania [Edit] -
eromania様
身も心も・・・わたくしと一緒に蕩けてくださいませ。
心も一緒に愛して下さると確信できるから
わたくしも逝けるのですね。
2006/08/06 11:33| URL | 祥子 [Edit]
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