初雪 80
「飲み切れないくらいに蜜が溢れてますよ。何をしたんですか?」快楽にゆがむわたくしの表情の下に太く大きな塊を誇示するようにそそり立たせた山崎さんが、剃毛された狭間から喉を鳴らしてわたくしの淫乱さを伝えるのです。
「犯されている自らの姿を鏡で見るのがそんなに気に入ったんですか? 祥子さん」
「ぃやぁ・・あぁぁ・・・」
美貴さんの手がポニーテールの髪からまた白い尻肉に食い込むように戻ったところで・・わたくしはまた顔を伏せてしまったのです。
「祥子さん、だめです。鏡を見てください」
ゆっくりとアナルに根元まで長い塊を押し入れると嬲る様に中で捏ねて、またゆっくり引き出すのです。
「ああっ・・ゃぁぁぁ・・」
美貴さんの言葉に従って一瞬顔をあげますが・・・まるでわたくしではないようなあられもない姿を視界に留めておくなんてできません。
「祥子さん、鏡を見られませんか?」
美貴さんに重ねて要求されても、早まる姫菊へのぬきさしと山崎さんの舌戲が齎す快感と羞恥心に顔をあげることなどできなかったのです。
「仕方ありませんね」
返答の声もあげられずに俯いたままで首を横に振るわたくしを見て、美貴さんはずぅるっと・・・長い塊を抜いたのです。
「こちらにいらしてください。祥子さん」
ベッドの上で山崎さんに太ももを掴まれていたわたくしの手を引くのです。
「どうした?美貴」
「途中で悪いが祥子さんが言うことを聞かないのでね」
美貴さんはわたくしをベッドから下ろすと鏡の前に連れてゆきました。
「なに・・を・・・」
桜材の床は、温泉を利用した床暖房のせいで裸足で降りても足先が冷たく感じることはありませんでした。ですが、ベッドの上からわざわざ鏡の前に連れてこられた真意がわからなかったのです。
「ここに手を突いて腰を突き出すんです」
「えっ・・や・・・」
わたくしの両手を鏡の中のちょうど腰の当たりの高さのところに押し付けるのです。そして腰を引かせ・・・両脚を肩幅よりも少し広めに開かされました。
「言葉通り鏡の前で犯してあげますよ。祥子さんの逝く顔を見たいですからね」
鏡の中の美貴さんは、望月さんから渡されたローションをあらためて彼の塊に垂らすのです。
「おねがい・・ゆるして・・」
美貴さんの左手で押さえ込まれた背を動かす事ができず・・・腰を振って逃れようとしたのです。でも・・・だめでした。
「祥子さんはバックが好きでしたよね。立ちバックで鏡で自分の淫乱な姿を見ながら、アナルだけで逝ってください」
「あぅっ・・・ぁぁ・あ・・ぁぁぁ」
ずっと嬲られつづけてぽっかりと口を開けていたアナルに、美貴さんの塊はずっぷりと埋まっていったのです。
「ぁぁ・・ぁ・やめて・・ぁぁ・・ぃ」
「止めません。ほら見るんです。たぽたぽと白いGカップを揺らしてアナルで感じている自分の姿を、祥子さん」
じっくりと時間を掛けて広げられたアナルは、美貴さんの塊を花びらとほぼ同じ抽送スピードで受け入れていました。
いままで、どんな方との行為でもこんな風に犯されている自らの姿を見る様に強要されたことはありません。手を突いているのが鏡だとわかっていても・・・顔をあげることはできませんでした。
パシィ・・・ 腰の動きが止まったと同時に、美貴さんのスパンキングが飛びます。
「ここまでしても言うことを聞けないんですか。祥子さん、顔をあげて自分の姿を見るんです」
ずん・・わたくしのヒップに美貴さんの茂みが押し付けられるほどに深く突き入れられます。
パシィ・・・ もう一度 強く。
「もう一度だけ言います。顔を上げなさい、祥子さん。上げなければ僕のものでぱっくりと口を開けたアナルの中まで、ここの皆に見せながらお仕置きのスパンキングをしますよ。内臓まで晒したいですか」
先端は比較的細身な美貴さんの塊は、中程から根元にかけては太く・・・山崎さんのものにも劣らないほどでした。
「いいね。剃り上げてきれいになった祥子さんの花びら餅を鑑賞しながら、スパンキングか。そうしませんか祥子さん」
「・・ゃぁぁ・・・」
剃毛された秘部だけでなく、あんな太さまでぽっかりと開いたアナルの内部までをここにいる全ての男性に見られてしまう。
その羞恥にわたくしは鏡に向かって顔を上げたのです。
「やぁぁ・・・いゃぁ・・・」
わたくしの表情を確認すると、美貴さんはまた腰の動きを再開したのです。
-
美貴さん、ダメダメ!
スパンキングは二人だけの空間でしないと
ほんとにお仕置きになってしまいます。
祥子さんをお仕置きするなんて。
さやか妬いちゃう!
でも、みんなで代わりばんこに叩くならいいですよ♪
2006/06/01 14:15| URL | さやか [Edit] -
祥子さん お祝いのコメントありがと~
とっても嬉しかった~
これからも祥子さんのを読ませてもらいますよ~
2006/06/01 19:06| URL | シュン [Edit] -
こんばんは。
鏡に映しながら、というのは男にとっては夢です。
現実では・・・とても難しいことです。
鏡といえば、鏡に映った世界を別世界として、性の悦びを避忌するストイックな女性と、鏡に映った別人格の自分との葛藤を書いてみたいなと思ったことがあります。
もちろん私のことですから、性の悦びといえば・・・ですが。うまくまとまったら、アップしてみたいと思います。独りよがりで、お客さまにはうけないかも。
2006/06/01 20:00| URL | masterblue [Edit] -
愛欲のカタチはいろいろでしょうが、
「いく」ことだけに主眼を置いてしまうと
「いく」ことだけに満足を感じていては
ここまで味わい尽くせないですよね。
2006/06/01 23:06| URL | eromania [Edit] -
この初夏の寒暖の激しい気候のせいでしょうか。
街路樹の皐がためらいがちに花を咲かせています。
さやか様
美貴さんのスパンキングは・・・お仕置きというよりも愛撫なのでしょうか。
わたくしの痛みに歪む顔をほかの方達も楽しんでいらっしゃるのですから。
わたくし自身は痛みの度に美貴さんを締めつけて・・・快感を余計に感じてしまうのです。
シュン様
おめでとうございます。
ほんとうに沢山の方がシュン様のブログにお越しになっているのですね。
素敵な女性のブログばかりが集められた宝石箱のような場所♪
その一員に迎えていただけてとても嬉しいです。
お待ちしております。ぜひ、お越しくださいませ。
masterblue様
鏡の世界は、アリスの物語を引き合いに出すまでもなく
不思議で魅力的なものです。
映像で他の方の行為を見せていただいたことがあっても
自分自身が同じ行為をそれ以上に淫らな姿でしているなぞ
こうして見せつけられなければわからないことです。
わたくしも、これまでの時間がなければ・・・
masterblue様の想い描かれた女性のような葛藤の下に
快感に溺れる事はできなかったことでしょう。
masterblue様の物語。
短編であってもぜひ読ませていただけたらと思います。
eromania様
そうですね。eromania様の仰る通り
達することだけが互いの関係性を確かめる術ではないと思っております。
互いに感じて・・・互いの全てを味わい尽くそうとする誠意が
この方達との間には存在するのだと察していただけたのは嬉しいことです。
2006/06/01 23:39| URL | 祥子 [Edit]
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