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初雪 75

「・・もう・・少しです」
第三釦までを外し・・第四釦を外すためには、少しかがまなくてはなりません。
「・・あぅっ・・」
上体をかがめた途端に、美貴さんの指が第二関節まで押し入れられたのがわかりました。
「そう、その姿勢のほうが僕はうれしいですよ。少しづつ柔かくなってきてますね。祥子さんのアナル」
左手の中指を差し入れたままで、また少しローションを垂らすのです。
「やさしく・・して・・おねがい・・」
わたくしの手は石塚さんのベルトに掛かっていました。ピンをはずし・・・ウエストを緩め・・・
「はぁぁ・・っ・・だぁめ・ぇぇ・・」
美貴さんがゆっくりと中指を出し入れし始めたのです。一本だけとはいえ第一関節から根元までを・・・ゆっくりと・・奥まで押し入れた指先は、わたくしの胎内をやさしく擦り上げるのです。
「もう少しですよ、祥子さん。美貴みたいにあなたの唇でしてもらえないのが残念だが、僕のファスナーをその白い指で下ろしてください」
石塚さんの塊も次第に堅さを増しているのがわかります。わたくしはスライダーを・・下ろしてゆきました。
ばさぁ・・ 石塚さんのパンツが床に落ちます。片脚づつぬいた白のパンツは、望月さんが受け取りハンガーに掛けます。
わたくしは最後の2つのシャツの釦を外しました。
「最後まで祥子さんの手でお願いしますよ」
わたくしに背を向けた石塚さんのシャツに、手をかけます。
「ぁあ・・ぁぁ・・」
4人の中でも一番背の高い石塚さんのシャツを脱がせるためには、身体を起こし少し伸びをしなくてはならないのです。緊張させたからだの奥の一点を広げるような動きを、それでも美貴さんの指は一瞬たりとも止めてはくださらないのです。
「よく出来ましたね。祥子さん」
わたくしの手の中のシャツを望月さんが取り上げると、石塚さんはわたくしに向き直って淫楽に歪む頬にキスをしてくださったのです。

「次は山崎の番だな」
このままで山崎さんのドレスシャツも・・気が遠くなりそうでした。
「・・はぃ・・ん・・ぁっ・・」
でも、約束通りに終わらせない限りは・・鏡の前の責めは終わらないのです。

突然美貴さんの指が抜かれました。
「祥子さん、少しそちらへ行ってください」
ヘッドボードの方にわたくしは動かされたのです。
なぜ・・という問いを口にする前に、わたくしが先ほどいた場所にライトグレーのトランクスの石塚さんが上ってこられました。
「ここに来てください」
石塚さんが指示されたのは・・・彼の顔の上だったのです。
シャツ姿の山崎さんが立っているほうに頭を向けて仰向けに横たわった石塚さんは、一旦起き上がるとわたくしの腰に手を掛けて引き寄せるのです。
「そんなことできないわ」
男性の顔の上に腰を下ろすなんて・・・
「最初に逢ったときもしてあげたじゃないですか。さぁ」
そういえば・・あの時も・・・。でも・・いや・・。
「僕に祥子さんのきれいな花びら餅を楽しませてください。なんのためにあんな想いまでして剃毛したと思っているんですか。さぁ、早く」
ぐいと右脚を掴まれ・・石塚さんの頭を跨ぐ様に・・・強引に。バランスを崩した上体はベッドサイドに立つ山崎さんが支えてくださったのです。
「おねがい 見ないで・・」
わたくしの・・・茂みを剃り上げられ生まれたままの姿にされた秘め所を・・・とうとう真下から見上げられてしまったのです。

「あぁ 綺麗だ。想像していた通りですね。こんなに丘が高くて・・・奥にきれいな花びらと真珠が・・蜜にまぶされてピンクに光って、ほんとうに花びら餅みたいですよ」 
望月さんと入浴した時に・・・彼の唇で一度上りつめさせられていたのです。
いいえ・・・たとえそれが無くてもこれまでの淫戯はわたくしの身体を反応させるのに充分なものでした。

初雪 76

肌が透けるレースのドレスだけを素肌に着せられて愛撫され、ゲームのように、そのドレスを男性の方達の手で一寸刻みに剥き下ろされたのです。
その上、今度はなに一つ身につけることを許されない姿で、4人の男性の服をお一人ずつ脱がしてゆく事を命じられたのです。それもただ、てきぱきと済ませてはくださらないのです。最初の美貴さんの時は、4人の男性に視姦されたまま手を使わずにパンツのファスナーを引き下ろさせられました。お二人めの石塚さんをいまの姿にする間は、美貴さんの指が後の羞恥の蕾を内側まで・・・嬲っていたのですから。

「さぁ、このままで今度は山崎の着替えを手伝ってあげてください」
そのひと言を口にすると、石塚さんは逃げようとするわたくしの腰を引き寄せて、唇を濡れ光る真珠に押しあて啄みはじめました。
「あぁぁっ・・・」
浴室で望月さんに同じことをされたときよりも、数段わたくしの身体は敏感になっていたのです。石塚さんの唇が触れただけで・・・腰を彼の顔に落としてしまいそうになったのですから。
 
「わかってますよ。今度はちゃんと山崎が協力的に動いてくれますから大丈夫です」
美貴さんの言葉通り、山崎さんは動けなくなってしまったわたくしの手元まで、手首を差し出してくださったのです。
「いゃぁ・・」
ベッドの上でバランスをとりながら、白蝶貝のカフスボタンを外そうとしたわたくしの姫菊を・・・今度は2本に増えた美貴さんの指がやんわりと刺激するのです。
「もうこんなに柔らかくなっているんです。力を抜けば指の2本くらいはちゃんと飲み込めるはずです。それに3本の指で慣らしておかないと、僕のものを受け入れるのは辛いですよ」
わかっています。でも・・わたくしは首を横に振りました。
花びらと真珠を石塚さんにねぶられて・・・同時に美貴さんの指を受け入れるのに・・・山崎さんのカフスを外しながらなんてできません。
「おねがい・・助けて・・」
見上げた山崎さんの瞳は身悶えるわたくしを優しく見つめていました。そして・・その視線を今度は問いかけるように美貴さんの方へ投げたのです。
「頼む。僕の指を受け入れる間だけでいい、祥子さんを支えていてくれないか」
美貴さんの言葉は山崎さんへのものでした。
「ええ わかってます。さぁ祥子さん」
山崎さんはその場でわたくしに向かって跪きました。そして、わたくしの両手を彼の肩に導いたのです。わたくしの上体はベッドと平行に伏せられて・・・山崎さんに動けない様に抱きとめられてしまいました。
甘えるように首に腕をまわした・・・そんなわたくしの唇に山崎さんは口づけをいたします。
「ふふ、この体勢がいい。ありがとう」
美貴さんがあらためて・・・ローションを・・・たらすのです。
「ん・・んくぁっ・・」
唇を奪い尽くすようにディープキスをする山崎さんに、姫菊を指2本で押し広げられた衝撃であげた喘ぎは・・・飲み込まれてしまいました。
「くちゅ・・・ん・・ぁぁ」
ちゅく・・・ ちゃぷ・・・ とわたくしの腰でも二つの水音がしていました。
 
「もういいぞ、山崎」 
美貴さんのそのひと言に、ようやく山崎さんの唇が離れたのです。
「もう少し祥子さんの唇を味わっていたかったのに。美貴は、無粋ですね」
ご自分が立ち上がるのに合わせて、わたくしの身体も真っすぐにしてくださいます。胎内に収められた美貴さんの指も、わたくしの姿勢に合わせて・・・微妙に責める角度を変えてゆくのです。
「その白い出で立ちのままで交わったら、濡れやすい祥子さんの溢れる愛液でせっかくのドレススーツを台無しにしてしまうぞ」
「あぁ・・ん・・だめ・・」
先ほどよりも一本増えた指を優しく姫菊を開かせる様にゆっくりと出し入れしながら、美貴さんが言葉責めをつづけるのです。
「山崎がその姿のままで僕たちを黙ってみてられるならいいけどね。あまりゆっくりしていると、祥子さんが蕩けてなにも出来なくなってしまいそうだ」
ずっとわたくしの身体を弄っている美貴さんの指には、淫楽に身を浸し始めた微かな体温の上昇さえも、すでに伝わっているのかもしれません。
「祥子さんを愛せるならタキシードの一着や二着は惜しくありませんよ。それにもうブラックデニムを1本だめにしてますしね。ねえ、祥子さん。」
「いゃぁぁ・・・」
ここに来るまでのはしたない車の中でのことを・・・おっしゃっているのです。
「昼間はずっと服越しにしか祥子さんを抱きしめられませんでしたからね。早く全身でこの肌を味わいたいだけですよ」
空いている左手の指先が首筋をつつっ・・・と這いおりるのです。

「やぁぁ・・・」
太ももの間の石塚さんの舌がまるで見ていた様に、同じタイミングでわたくしの花びらから真珠までを舐めあげます。
「さぁ、まだ望月くんが待ってるんです。早く僕のシャツを脱がせてください」
快楽に悶え俯くわたくしの頬を包むと、ご自分の視線まで引き上げられたのです。
「祥子さん、あなたらしくないですね。もっと毅然として、淫欲になんて負けるんじゃありません」
「・・・はい」
山崎さんのひと言がわたくしの理性に火を点しました。ゆらめく・・・ほんの小さな火でしたが、わたくしは白く蕩けそうになった意識をもう一度しっかりと引き戻したのです。

初雪 77

山崎さんのピンタックのシャツは、本格的なドレスシャツでした。
白蝶貝のカフスはシルバーと天然の蝶貝で出来たものですし、同じ素材の飾り釦がシャツのフロントに3つ並んでいたのです。
小さくて精巧なつくりは、本物の証でした。そして、普通の釦のように簡単には外せないことも事実だっったのです。
ほんの僅かも体勢を崩せないことをご存知の山崎さんは、わたくしの手元までシャツの手首を持って来てくださったのです。
「んん・・ぁん・・」
喘ぎと太ももの狭間から送り込まれる快感を、下唇を噛み締めて堪えます。
淫楽に震える指で、ようやく手首のカフスを外しました。

「あぁぁ・・ゆるし・・て・・」
じゅる・・ちゅるる・・・ 石塚さんがはしたない音を立てて真珠を吸い上げるのです。わたくしは唯一自由になる上体を、跳ねる様に反らしてしまいました。
「祥子さんの愛液は何度味わってもいいね。それにこの香り、たまらないよ」
酔いを含んだ熱い息がわたくしの花びらに直接吹き付け、くぐもった石塚さんの声がわたくしの羞恥を煽るのです。彼のトランクスの前は・・・彼の言葉の通りきっかりと昂りを示したままのようでした。
「わかりますがもう少し優しくしてください。祥子さんが感じ過ぎて、僕の指がちぎれそうでしたよ」
石塚さんに抗議する形を借りた、美貴さんの責めの言葉が追い打ちを掛けるのです。

「いじ・・わ・るぅ・・・」
山崎さんが導き出した理性を、あと少しで飛ばしてしまいかねません。
「本当にいじわるですよね、二人とも。」
山崎さんは1つ目の飾り釦をわたくしの手元に届く様に、ベッドに片脚を載せて上体を寄せてくださいました。
「・・ぁ・・んぁぁ・・・」
ひとつめ・・・2つめ・・そして・・・3つめ。
4つめからの釦はシャツの裾を引き上げる様にして外させていただきました。
「ちょっと待ってくださいね」
タキシードのホワイトパンツの前にわたくしの手が届きやすいようにと・・・不安定なベッドの端に・・・とうとう山崎さんは上がってくださったのです。
「・・ん・・おそれいります・・」
わたくしは目の前のウエストに手を伸ばし・・・ファスナーまでを引き下げたのです。
「祥子さんの手で脱がせてください」
奥釦を外すとゆっくりと引き下ろしました。
「うれしいですね。シャツの釦はもういいですから、僕のボクサーパンツを脱がせてもらいましょうか」
純白のボクサーパンツの中心はすでに盛り上がり・・・先走りの沁みまでも付いておりました。わたくしは誘われるように・・その濡れた部分に指を這わせてしまったのです。
「恥ずかしいですよ。とても我慢できませんでした。祥子さんがマリエを脱がされて、キスマークを一つ加えられる度に大きくなってしまったんです。昼間あんなに激しくしたのに、まるで20代のころみたいですよ」
指にはっきりとまとわりついた男性の体液の感触に、はっとして指を引きほほを染めたわたくしの戸惑いを見透かすように、山崎さんは率直にお話をしてくださったのです。
「・・やぁ・・ん・・」 
「もう ほら、はみ出してしまいました。早く脱がせてください」
言葉通り大きな山崎さんの塊は、先端をボクサーパンツのウエストから覗かせていたのです。
「・・んぁ・・お・っき・い・・」
CKのロゴが浮くウエストゴムに手を掛けて、先ほどよりももっとゆっくり・・・引き下ろしていったのです。
40代の男性とは思えない角度で立ち上がった塊は、素直にボクサーパンツの中から姿を現しました。

かがむことのできないわたくしは、膝近くまでしかボクサーパンツを引き下ろせませんでした。
そのかわりに・・吸い寄せられる様に、山崎さんの新たな滴を浮き上がらせた塊の先端に唇を沿わせたのです。
「ん。祥子さん、嬉しいことを。そうです。そう ああ いい」
完全に昂っている山崎さんの大きな塊は、わたくしの口腔には収まり切りません。
舌先でたっぷりと濡らした唇と舌先で、先端から裏側の合わせ目へと・・・啄み舐めあげたのです。
「はぁっ・・・あぁ・・ん・・・」
その様子を眺めていた美貴さんは、2本の指をV字にゆっくりと・・・後の蕾の中で開いてゆくのです。
「やぁ・・っんくぅ・・」
次々と溢れていた愛液を舐めとっていた石塚さんの舌は、明らかな意志を持って右へ左へと・・・舞い・・わたくしを翻弄したのです。

初雪 78

「あぁいい。さあ祥子さん今度は望月くんの番ですよ。またあとでゆっくりと味わせてあげますからね」
わたくしの唇にとろん・・と新たに溢れ出た温かい体液を塗り付けると、山崎さんはゆっくりと口元から塊を引いたのです。
山崎さんはベッドから降りて中途半端だったボクサーパンツを脱ぐと、ベッドのわたくしの隣に改めて上り・・・わたくしの前に望月さんを導きました。

「祥子様・・・」
3人の男性に同時に愛撫され喘ぎ続ける淫らな姿を、初めて彼は目の当たりにしたのです。彼の表情には苦悩が表れていましたが、同時に身体はむっくりと欲望に満ちたシルエットを示していたのです。

「ぁぁあああ・・・やめて・・」
左側に座った、山崎さんがわたくしの敏感な乳首を口に含んだのです。
ちゅぷ・・ 美貴さんの指が引き抜かれました。
「祥子さん、望月の服を脱がせますか?」
新たなローションを足した指が姫菊に添えられます。
「おねがい・・もう・・・だめ」
ちゅぅぅ・・・ 指がゆっくりと・・ひねりこむように・・だめ・・あぁ3本も・・・
「みたいですね。こんなに身体が蕩けてるんですからね」
後から圧倒的な質感がわたくしの胎内を犯してゆくのです。
「やぁぁぁ・・・」
石塚さんは舌を堅くすると花びらの内側を奥まで抉ってゆきます。
「ほら、ずっぽりと全部飲み込みましたよ」
美貴さんの3本の指がわたくしのアナルに納められてしまったのです。
指の付け根まで入るとゆっくりと出し入れをはじめました。
「あっ・・あぁ・・」
「祥子さん。このままで望月を脱がせるのと、祥子さんが一回逝く毎に望月が1枚脱ぐのとどちらがいいですか?」
わたくしの姫菊はすべての皺が伸ばされ、つるつるとすべらかできゅっと締まる肉の輪に変わっておりました。
「どちら・・も・・あっ・・だ・めぇ・ぇぇ」
広がった表面積の分だけ・・・本来はありえない排泄器官で、わたくしは淫楽をより深く感じていたのです。そして快感を与える場所は・・・入り口だけではなかったのです。
内臓を直接触れられる感覚は、蜜壷よりも敏感なのです。3本の指先がはっきりとわかります。そして時折蜜壷の中を蠢く石塚さんの舌の動きとあいまって・・・どうしようもないほどの切なさを送り込んでゆくのです。

「祥子さんは決められないみたいですね。望月はどうしたい?」
「・・・」
わたくしの瞳を覗き込む望月さんは、一瞬どちらも選べない様でした。
ここで4人で・・ではなくこの場からわたくしを連れ去りたい・・・と彼の表情は語っていました。
「どうした」
「いえ、私も祥子様に触れてもよろしいですか?」
「もちろんだよ」
山崎さんが舌先で捏ね回していた乳首から口を離して・・・口添えをしたのです。
「ありがとうございます。でしたら祥子様が逝かれるほうを選ばせていただきます」
「だぁ・・ぁあ・・め・ぇぇ・」
望月さんはベッドエンドに回り込み美貴さんの隣にポジションを占めると・・・右の乳首を含んだのです。

「もう逝きそうなんだろう。愛液の味がどんどん濃くなってるよ」
花びら餅・・・剃毛されたばかりのわたくしの秘めた狭間を・・・を味わい続ける石塚さんまでもが辱めるために淫らな変化を言葉にするのです。
「はぁぁ・・ぁぁ・・やぁ・・」
「そんなに締め付けたら指がおかしくなってしまいますよ」
美貴さんは3本の指の中程に改めてローションを垂らすと、動きを早めていったのです。
「祥子様、逝ってください」
甘噛みとはもう言えないほどの強さで、わたくしの左右の乳首が同時に責め上げられたのです。

「あぁぁぁぁぁ・・ぃくぅぅ・・・」
4人の男性の指と唇で・・・わたくしはとうとう・・・達してしまったのです。

初雪 79

「シャツを脱がせていただきます」
喘ぎに揺れる乳房から口を離すと、望月さんはベッドサイドで白のシャツを無造作に脱ぎ捨てました。
「もうぽっかりと口を開けてますよ。祥子さんのアナル」
美貴さんの指がゆっくりと引き抜かれました。
「ぁぁ・・はぁぁぁ・・」
「いつもながら祥子さんは嗜みがいい」
「やぁ・ぁぁ・・」 
長時間の指戯で、手首までもローションでぬとぬとになった左手を美貴さんはタオルで拭います。白いタオルに茶の汚卑が付着することはありません。透明なローションはそのまま白い濁りだけを加えていただけでした。

「石塚さん、そろそろ体勢を変えませんか?」
「あぁ そうだな。祥子さんの愛液で唇がふやけそうだ」
絶頂で力の抜けた膝のせいで、石塚さんの顔に落ちかけていた腰に手を掛けると持ち上げ・・・わたくしの身体をご自分の上から除けたのです。
長く続いた淫らな脱衣ゲームの快楽で、わたくしはベッドの上にくったりと伏せてしまいました。

それでも・・・まだ終わりにはならないのです。

「さて、お留守番のご褒美を祥子さんに頂かなくてはなりませんね」
いつの間にか山崎さんだけでなく、美貴さんも石塚さんも・・・下着を取り去っていました。望月さんが身に着けている、白のボトムスだけが眼をひきます。
「焦らされましたからね、祥子さんには。さぁ こちらです」
「ぃやぁ・・・」
わたくしが焦らしていたのでは・・・ありません。こんなゲームを仕掛けたのはこの方達なのですから。
羞恥の言葉に身じろぎをしたわたくしの手を引き、美貴さんはベッドエンドに頭を向ける獣の姿勢を取らせたのです。
「・・ん・・ぁ・・」
身体はまだ完全に力を取り戻していたわけではありません。 
しっかり支え切ることができず・・・白い腰を落としてしまいました。
「ちゃんと手を突いて、そうです」 
パシっ・・・美貴さんのスパンキングが白いヒップに飛びます。 
「ひぃっ・・・」
そのスパンキングの力にさえ、わたくしの身体は揺れました。
「祥子さんにいまはその体勢は辛そうですね。僕が支えてあげますよ」
山崎さんはそう仰るとベッドに上がられたのです。
一度わたくしの身体を窓よりに押しやると、先ほどの石塚さんとは逆にベッドエンドに腰が来る様に横たわって・・・まるで69のように再びよろける身体を山崎さんの上に導いたのです。
「そう、これで辛くなったら僕の上に伏せてくれていいですからね」
掛けてくださる言葉は優しくとも・・・山崎さんはすぐにそのままわたくしの花びらにその口を近づけていったのです。

「あぁぁ・・・」
「しょうがないですね。せっかく祥子さんを独り占めできると思っていたのに。後でお仕置きですよ」
パシッ・・ 美貴さんはわたくしの腰にまたスパンキングを重ねたのです。
「せっかく祥子さんが辛くない様に拡張したんです。元に戻らないうちに楽しませてもらいますよ」
にゅるぅ・・たっぷりとローションをまぶした美貴さんの、あまり太くない先端が先ほどまで3本の指を飲み込んでいたアナルに・・・入り込んでくるのです。
「ぁ・・ぁぁぁ・・ぁぁあああ」
「そう、息を吐いて力を抜くんです。ん、もう少し。もっと力を抜いて!!ああ、これでかりまですっぽり納まりましたよ」
美貴さんの塊はこの方達の中で最も長く先が細めなのです。姫菊を犯すためにあるかのような形状をしておりました。でもそれは先端だけのこと、中程からは次第に太くなって先ほどの言葉のように指3本以上の圧迫感をもたらすのです。

「ゃぁ・・ぁ・・だめ・・ぇぇぇ」
アナルを犯されるとき、わたくしの喘ぎはオクターブ高く響きます。意識をしているのではなく身体から自然と絞り出させられる・・・そんな声なのです。
事前にどれだけ拡張されていても、本来はただの排泄器官である場所をみしみしと引き延ばされてゆく秘めやかな蕾への恐怖感を、0に出来るものではありません。 
その慄きを、山崎さんの真珠への甘やかな口づけが和らげてくださるのです。

「祥子さん、顔を上げてください。何の為にこの姿勢にしたと思っているのですか」
わたくしの腰に添えていた左手を伸ばすと、美貴さんは乱暴にポニーテールに結われた髪を引くのです。
「ぁあ・・っ・・いやぁぁ・・・」
アナルを美貴さんの塊で犯され、先ほどまで石塚さんがねぶっていた花びら餅を今度は山崎さんにしゃぶりつくされているのです。
身奥の感覚に全ての意識を蹂躙されているわたくしの視野は霞み、焦点を結んではいませんでした。 
「ゆるし・て・・・ぇぇ・・」
目の前に広がる淫媚な曼荼羅が自らの姿だと気づいたとき・・・はしたないことにわたくしは自分でもわかるほどに・・しとどに愛液を溢れさせてしまったのです。