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初雪 69

「もうすこし祥子さんがお淑やかでいてくださればいいんです」
左から美貴さんが、右から山崎さんが・・・レースごしの乳首を嬲るのです。くっきりと立ち上がってゆく敏感な先端を・・・わたくしが淫らなせいだと言わんがばかりに。
「ここをこんなにしなければ、きっと誰にもわかりませんよ」
「あぁん・・・やめて・・・」
石塚さんの手で反り身にされ・・・レースに囚われてたゆゆ・・ん・・と揺れる乳房に8つの視線が集まっていることははっきりとわかります。
「ランジェリーが祥子さんを綺麗に見せるのはわかっていましたが、こうして何もお召しにならない身体にレースを1枚というのも、本当にそそりますね。僕のプレゼントをこんな風に着こなしてくれてうれしいですよ。」
美貴さんと山崎さんの指は、明らかに淫らな意志を持っていました。

このドレスがフェイクだったなら・・・とっくに口戯へと切り替えていたことでしょう。わたくしがいずれ愛する人と出逢った時にこれを着て式をと仰った言葉も、本気のようでした。

「ん・・んぁ・・・」
後に立ってらした石塚さんの腰の昂りが触れたと思った瞬間に、彼の人差し指がわたくしの唇に差し入れられたのです。
「ちゅ・・くぅ・・」
口づけではなく男性の指をまるで性戯のようにねぶる行為を強いたのです。
「だめだよ、眼をつぶっちゃ。ちゃんと自分の姿を正面の鏡で見てごらん。僕たちも鏡の祥子さんを見つめてるんだから」
背中から石塚さんの声が響きます。
「・・ゃ・・くちゅ・・」
口戯をはじめながら羞恥のあまり閉じていた瞳を開けると・・・そこには純白のウエディングドレスのままで、3人の花婿に嬲られ始めた花嫁の姿があったのです。ベールさえ外されず・・サテンのミュールを脱ぐことも許されないず、そのまま贄として貪られる純白の女の姿が。
「・・ん・・ちゃぷ・・」
美貴さんと山崎さんの指先は、繊細に既に知り尽くしているわたくしの淫楽の芽を嬲り続けていました。時折レースごとGカップの乳房を握りつぶすようにして、痛みと快楽を同時に与えさえするのです。
「・・んん・・ぁぁあ・・」
石塚さんの指を付け根まで含まされながらも、わたくしの身体は快感に・・繊細なレースの中で腰を幾度ももじつかせてしまいました。そして、ぴくん・・ぴくん・と慄く身体の反応はその感覚を次第に短くしていったのです。
「身体の反応に綺麗にレースが揺れますね。あのパタンナーの腕はさすがだな。パリのメゾンから引き抜いただけの価値はあったようですよ」
「難しいことはわからないが、花嫁がちょっと震えるだけでこんなにレースが揺れたら・・・招待客を誘惑して困らないか?」
「いいんですよ。招待客はこのレースの動きが花嫁の淫らな快感のせいだとは思いもしないでしょう。感動に震え・夫となる男性へ嫁ぐ喜びに打ち震えていると思うだけです」
「美貴はいいことを言う。魅了するのは花婿だけでいいんです。このドレスはレンタルには出すつもりはありませんからね。買っていただいて一度しか着ないのではもったいないでしょう。こうして夫婦の情熱を掻き立てるために結婚後も使っていただければ・・・高い買い物ではないはずです」
わたくしの身体を嬲り続けながら不埒な会話を交わす3人の腕の中で・・・ 次第に追い込まれていたのです。

単調ともいえる乳房と乳首だけの愛撫と・・・執拗に求め続けられる手指への口戯。
でも、確実にわたくしの身体は反応していったのです。
「祥子さん、逝きますか?」
後にぴったりと寄り添う石塚さんが、耳元で囁きます。
「・・ぁう・・ん・・」
その声に両脇のお二人の愛撫が激しさを増したのです。
感じやすい両の乳房をもみしだかれる快感に、わたくしは身体を反らすと・・・石塚さんの指を吸い立てながら・・・軽く達してしまいました。 コメント
手紬ぎの絹のレースのしっとりした贅沢な重さ…。本来純潔を意味するそれを纏ったまま、儀式にも似たこれからの饗宴。どきどきが募りますね…。
ようやく晴れた日差の中、愛犬と散歩に出ました。青空に新緑が映え、久しぶりにお日様を堪能してきました。

2006/05/21 11:09| URL | るり  [Edit]
るり様
久しぶりの気持ちのよい日曜日ですね。
わんちゃんとお散歩は楽しそうです。
お仕事先の近くのペットショップに
今日は2匹のミニチュアダックスフントの赤ちゃんがいました。
あの子たちも早くご主人様がみつかって
萌え出たばかりのクローバーの上を走り回れるといいのにね♪

2006/05/21 13:27| URL | 祥子  [Edit]
こんにちわ
午後の日差しも少しだけ優しくなってまいりましたね。

梅雨の声をちらほらと聞きはじめましたので
また、期間限定でテンプレートを変更することにいたしました。
そうですね、6月の後半までの約1ヶ月。
紫陽花の瑞々しい美しさをお楽しみいただければ幸いです。

2006/05/21 15:36| URL | 祥子  [Edit]
あ~~~ 変わってます。

先ほどお邪魔したときとは違うテンプレートです。
とても素敵ですねえ。
梅雨自体はあまり好きではないのですが、紫陽花は綺麗ですねえ。

桜草は今日の晴れ間を利用して洗濯三昧でした。
昨日は大好きなお方と熱い一日だったので今日はその余韻を楽しんでいます。


2006/05/21 15:56| URL | 桜草  [Edit]
素敵なテンプレになりましたね。♪
思わず目を引かれ、気がついたらこうしてするすると、キー叩いています。^^
なにか、魔力でもこめたのでしょうか?(笑)
イラストも看板娘みたいで、とてもチャーミングですよ。^^
よく見ると、こちらも紫陽花バージョンなんですね。
芸の細かさに脱帽です。

2006/05/21 23:15| URL | 柏木  [Edit]
祥子様
一瞬間違えたのかなと思いました。
さわやかな感じがしますね。

2006/05/21 23:17| URL | yamatan  [Edit]
↑タイトルだと思い込んで「いちだんと」と書き込んだら。
URLの欄だったんですね。^^;
ブログ消失したわけではありませんので、ご心配なく。^^

2006/05/21 23:17| URL | 柏木  [Edit]
申し訳ありません。
何の予告もなくテンプレートを変更してしまいました。
こちらは間違いなく<淑やかな彩>です。

桜草様
今夜はまだ余韻に酔ってらっしゃるころでしょうか?
紫陽花の優しい色に包まれて
いい夢を御覧になってくださいませ。

柏木様
ありがとうございます。
今回のプロフィールもHAIREI様の手になるものなんです。
ちょっと可愛いのですが(笑)
なんとなく雰囲気を掴んでらしていて、さすがです。

yamatan様
間違いございませんわ。
驚かせてしまって申し訳ありませんでした。
蒸し暑くなるこれからの季節、一服の清涼剤になれたらと思います。


2006/05/21 23:42| URL | 祥子  [Edit]
お返事を見せていただこうと思ったら、爽やかな事!
紫陽花はまだ蕾は固く、今はとりどりの薔薇があちこちで咲き誇っています。来週辺り、古河庭園のライトアップにでも誘ってみようかと…。

2006/05/21 23:56| URL | るり  [Edit]
るり様
喜んでいただけてうれしいです。
どちらの紫陽花もまだ花芽は小さいですね。
フラワーショップの紫陽花だけが、鮮やかな色を競ってくれています。
古河庭園も美しいですね。
6月に入りましたら、わたくしも訪れてみたいと思う場所の一つです。

2006/05/22 09:47| URL | 祥子  [Edit]
 ちょっとずつ、ちょっとずつ
抗いようもなく淫らな姿にされてしまうの。
それから、レースの間から現れる
白鳥のようにしなやかで強く真っ白な身体を
四人の男性に愛されちゃうんだわ。
(〃∇〃) てれっ☆

2006/05/23 02:01| URL | さやか  [Edit]
さやか様
ちょっとずつって・・・ほんとうにいじわるなんです、美貴さん。
それもわたくしに見て居なさいって。
とても恥ずかしいって思っているのを知っているのに、
こんな風にするんです。
さやか様からも、いじわるしないでって美貴さんにお願いしてくださいな。

2006/05/23 08:16| URL | 祥子  [Edit]
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