初雪 88
「山崎、祥子さんの口を味わいたいって言ってなかったか?」美貴さんが意味ありげな目配せをいたします。
「またか?山崎」
ここに来るまでの車の中で、ずっとわたくしにフェラチオを強要していたことを石塚さんは知っています。ちょっと呆れたな・・・といった様子でいながら、煽りたてるようなひと言を放ちます。
「そうですね。あんまり祥子さんばかりを責めてもいけませんね。」
ずりゅぅぅ・・・ わたくしの快感を置き去りにしたままで、山崎さんの塊は引き抜かれたのです。
「あぁぁ・・・」
こんな状態で・・・口での奉仕をしなくてはならないなんて。それでも・・・強制的に絶頂へと押し上げようと動き続ける山崎さんの塊から逃れられたことで、わたくしはほっとしておりました。
「祥子さんにこのままフェラさせるわけにはいきませんね」
望月さんから差し出されたタオルで、そそり立ったままの塊を被います。わたくしの白濁した蜜が・・・山崎さんの茂みまでをべったりと濡らしておりました。
力の入らない身体をゆらりと・・・ベッドの上に半身を起こしました。山崎さんがどんな体勢での口戯を望まれているかがわからなかったからです。
それに・・・だらしなくベッドの上に伸ばした身体を男性の方達の眼に晒しつづけることも、耐えられなかったからです。
「祥子さん、少しこちらに来てください」
山崎さんの腕がベッドの窓側よりに、抱きしめる様にわたくしを引き寄せます。なのに・・・この体勢でわたくしにフェラチオをさせるというのでもないようです。
「そんなに僕のが嫌でしたか?」
彼の胸に額を押し付けたわたくしの顔をあおのけて、山崎さんが瞳を見つめます。
「いやじゃ・・ないもの・・」
ふるふると顔を横に振りました。
「それじゃどうしてしたくなかったの?」
わかってらっしゃるのに・・・
「いえない・・わ」
そんなこと口には出せません。
「聞かせてくれないと、このまま僕が逝くまで責め続けますよ」
あぁ・・山崎さんに責められ続けたら狂ってしまう・・・
「・・ぁぁ・・良過ぎて・・感じ過ぎてこわいの」
顎を捉えられたまま答えを要求されて・・・恥ずかしくて瞼を伏せてそう答えたのです。
「可愛い人ですね」
ちゅっ・・・優しく頬にキスをしてくださるのです。
もう・・これ以上逝かされ続けることはないのだと 山崎さんの態度にほっといたしました。
でもそれはほんの一時のことでしかなかったのです。
「祥子さんこちらにいらしてください」
ベッドエンドに脚を下ろした状態で、仰向けに横たわった美貴さんがいらっしゃいました。 彼の腰には欲望をみなぎらせた塊が、再び立ち上がっていたのです。
「祥子さんの快感に苛まれる悩ましい顔を見ていたら、また、ね。さぁ、こちらにきて後ろ向きにまたがってください」
山崎さんの腕の中で振り返るわたくしの顔を見つめながら、美貴さんはローションをたっぷりと・・・塊に塗り付けるのです。
「やぁ・・・」
また・・・この方はわたくしの姫菊を・・・
「蜜壷は辛いみたいですから、山崎のをフェラしている間僕のでアナルを感じさせてあげますよ」
後ろ向きの騎乗位で・・・わたくしにアナルで美貴さんを受け入れろと・・・おっしゃるのです。
「だめ・・できないわ」
そんな恥ずかしい体位・・・
「さぁ、行って下さい。祥子さん」
山崎さんがわたくしを抱きしめたままで・・・伸ばした手をヒップの白い谷間に潜り込ませ・・・姫菊を指で抉るのです。
「いまならまだ柔らかいでしょう。石塚さんので逝ったんです。それとも山崎のをアナルで飲み込みたいんですか?」
「いやぁ・・」
あんな大きなものなんて・・・アナルでなんて受け入れられない・・・
山崎さんは、わたくしを抱きしめたまま引きずるように美貴さんの側につれてゆくのです。
「大丈夫ですよ。僕はアナルには興味ありません。」
そうおっしゃいながら、山崎さんは指を姫菊に・・・しっかりと咥えこませていたのです。
「こんなに柔らかいんです。まだ性感は高まったままなんですね。美貴の方がアナルを可愛がるのは上手でしょう、さぁ乗ってください」
わたくしの脚を開かせて、後ろ向きに美貴さんの太ももに跨がらせてしまうのです。
「ほら・・こんなに・・・」
望月さんが山崎さんの左手の指にローションを垂らすと、わたくしを抱きしめる様にしてまわした指を改めて姫菊に食い込ませるんです。
「あぁっ・・」
もう2度も・・・それもセックスによってだけでも・・逝かされたアナルは、いまはもう口を閉じていましたが、すんなりと山崎さんの指を第二関節まで飲み込んだのです。
「大丈夫ですね」
姫菊に満遍なくローションを塗り込めると・・・指を抜き・・・山崎さんは美貴さんがあてがった塊に向かって、わたくしの腰を沈めてゆくのです。
-
おはようございます。
まさに饗宴ですね。
ベッドに横たわる祥子さんの姿は、艶めかしさを通り越し、淫らに男の方達を誘っているようです。
四人の男性が、女王蜂に精を吸い取られ、命を落とす雄蜂のようにならないことを祈っています。
そうならない方達を、祥子さんは選ばれているのでしょうが・・・
男の方たちが、祥子さんを求めるから、という言い訳は通じなくなっているようです。
意識してはいなくとも、祥子さんのフェロモンで男性方は、完全に雄蜂です。
2006/06/10 10:05| URL | masterblue [Edit] -
男たちの精を受け止めて自らのフェロモンに
変えているのでしょうか。
祥子サンは益々輝きを増してますね。
何度もいける女性が少し羨ましい…。
姫菊…表現がそそります。
2006/06/10 13:41| URL | eromania [Edit] -
土曜日のお早い時間にお越しいただけたようですね。
ありがとうございます。
お仕事のある平日よりもゆっくりとお楽しみいただけましたでしょうか?
masterblue様
わたくしはもう・・・手も足も腰も・・・力を入れる事が難しいほどにくたくたにされてしまっております。
精を吸い取るどころか、わたくしの精を男性の方達に分けて差し上げているようなものですわ。だって・・・お若い望月さんはともかく、後の3人の方もこんなに何度も・・・元気になられるなんて思ってなかったのですもの。
eromania様
お恥ずかしいですわ。
こんなしどけない姿を・・そんな風にいっていただけるなんて。
何度逝かされてもなおまた高みに追いつめられてしまう
切なさと快感を男性にもぜひ味わっていただきたいものです。
でも・・・このお3方も今夜だけで2度目の吐精をお求めになってらっしゃいます。
お逢いした、最初の夜からだともう何度目になることか。
きっと男性もシチュエーションが整えば、こうして何度も喜びを手にすることが出来るのですわ♪
2006/06/10 19:12| URL | 祥子 [Edit] -
まったく、美喜さんまた引き伸ばしにかかってますね。
これは、山崎さんもなかなか終りになりそうにありません。
美貴さん。ひどくしないでやさしくしてね。
2006/06/11 02:49| URL | さやか [Edit] -
さやか様
そうなんです。
あんなに先ほどまでわたくしを独り占めになさって
心行くまでご満足なさっているはずの美貴さんのはずなのに・・・。
さやか様・・・どうかわたくしのかわりに美貴さんを満足させてくださいませんか?
2006/06/11 08:04| URL | 祥子 [Edit]
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