閉じ込めて
はじめてあの女性をかいま見た時、欲しい と思った理由もなにもない
身体の芯が瞬間的に昂ったからだ
出来れば閉じ込めて私だけのものにしたい
誰にも見せず、私だけがあの女性をおもうがままにするのだ
もうあの黒衣の男にさえ触れさせない
口紅を塗らずともいつも紅く濡れたような唇に
昂った私のものを差し出せば
当たり前のようにその唇に舌に迎え入れてくれるだろう
どれほど濃厚な精を放っても喉の奥深く飲み込んでくれるだろう
あの女性をかいま見た日から妄想が消えない
どうすれば彼女を私のものに出来るのだろうか
本日お届けしたショートショートは、次にお届けする電子書籍:第6巻<蝉時雨の庭・外伝>に書き下ろしをしている新作のイメージです。
ちなみに、そもそもの外伝の本編は<S>Fun Clubとして別のブログでお届けしていました。
ふふふ、あまりこちらでお話したことがないのでご存知の方は少ないかもしれませんが。
第1巻に掲載した「蝉時雨の庭」と、これから配信される第5巻「ムーンナイト・アフェア」と外伝の第6巻は一緒に読んでいただけるとより味わいが増すと思います。と勝手に決めて、発行6冊目にして<外伝>をお届けするという暴挙に出てみました(笑)
あっ、まだ脱稿していないのに・・・お知らせしてしまいました。
書き下ろしがんばらなくちゃ♪
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>口紅を塗らずともいつも紅く濡れたような唇
いいですねぇ、この艶めかしさ。
ずっと口づけしていたい唇です。
無敵の唇に包まれる幸せ感♪
妄想は果てしなく続きます。
2013/05/08 23:11| URL | dreamcat [Edit] - dreamcat 様
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良かった♪
dreamcat 様もお好きでしたのね。
Twitter で、ある方とお話ししていて浮かんだお話しです。
楽しみになさってください。
2013/05/09 05:37| URL | 祥子 [Edit]
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