ジューン・ブライド 26
「いいよ 祥子さんの中、いい」トモくんの腰は最初からがむしゃらにわたくしを追い上げました。
「あぁぁん・・・トモくぅぅん・・・ああっ・・」
彼のくっきりと太い塊は、幾度もわたくしの蜜壷を押し開いてゆくのです。
イラマチオで喉の奥を圧迫しても飲み込み切れなかった塊は・・・今度は花びらを押し広げ根元まで押し込まれ・・・子宮そのものを嬲る様に突き上げるのです。
「そんなに締め付けちゃだめだよ、祥子さん」
わたくしの身体は、トモくんに突かれると同時に奥への衝撃を和らげようと最奥を締め付け、トモくんが引き抜かれようとするときは引き止めようとするように中程を締め付けてしまうのです。
「だっ・・てぇぇ・・・ああっ・・・いぃぃぃ」
締め付けは・・より強い快感をわたくしに強いるだけなのです。なのに、身体の芯に響く淫楽に飲み込まれながら・・・わたくしの身体ははしたなく・・・まだ・・・もっとと求めてしまっておりました。
「ここ?ここがいいの?祥子さん」
ずぅん・・・ トモくんの茂みをわたくしの蜜に塗れるほどに・・・押し込むと彼はぐりぐりと腰を捏ねあげるのです。わたくしが、以前に教えた通りに・・・。
「ぁぁぁぁ・・・いぃぃ・・そこな・・のぉぉ・・」
わたくしの奥で蕩ける快楽に湧き出す愛液は、彼の塊で満たされた蜜壷に留まる事をゆるされず・・花びらの端から姫菊に向かって滴りおちてゆきました。
「ここも、ここも でしょ、祥子さん」
「はぁうっ・・・ぁぁぁ・・・だめぇぇぇ」
トモくんは長身を折る様にして左の敏感な乳首を甘噛みしたのです。
ずくぅぅぅ・・・乳房からも送られる淫楽は・・・ますます蜜壷をひくつかせるだけでした。
「ああっ・・・やぁぁぁん・・・」
ちゅぅぅぅ・・ぽぉん 乳首の先端を・・・彼の塊がわたくしの子宮を嬲っているのと同じこねるような舌先の動きで・・・ねぶり、Gカップの白い乳房が伸び切るまで強く吸い上げる様にして・・・頂点で離すのです。
「いいんだね。祥子さんの中、僕のをぎゅって扱いてるよ。ああいい。我慢できない。」
再び力強い抽送がはじめられました。わたくしは・・・これ以上・・・まだ・・あぁぁ。
「おねが・・いぃぃ・・ゆるしてぇぇぇ・・・」
もう・・・彼の若さに・・・わたくしは翻弄されるだけでした。腰の一点から送り込まれる快楽は・・・わたくしの意識を独占していったのです。
「いくよ。いい、祥子さん」
わたくしの両脚を抱え上げると・・・トモくんは引き締まった腰をぶつけるように・・・激しく蜜壷を抉るのです。大きな塊が・・・一層その太さを増していました。
「ちょうだいぃぃぃ・・・トモくん・・のぉ・・せいえきぃぃ・・ちょう・・だぁぁい・・しょうこの・・・なかに・・・ちょぉぉだぁぁぁぁぃぃ・・・」
淫らではしたないねだり声が終わる前にトモくんの塊は・・・わたくしの蜜壷で・・・はじけていたのです。
「ここは3階になるのね。」
お食事のあと、森本さんはわたくしをホテル棟の中にあるラウンジへと誘ってくださいました。
「傾斜地に建っているからね、山側の駐車場がホテルの3階にあたるんですよ。」
ラウンジへ向かう途中にあったエレベーターの表示が、3階を示したまま扉を開けていたのを不思議がったわたくしに、彼は種明かしをしてくれたのです。
ランチとはいえ、手の込んだ会席料理が用意されていました。
喉が渇いているからと注文したビールだけのつもりが、お料理が進むにつれて冷酒まで頂いてしまいました。
最初はホテルのお庭を散歩して酔いを冷まそうと話していたのですが、心地よい疲れと酔いに身を浸したくなって・・・ラウンジのお席へと移ってきたのです。
「ここもあじさいが綺麗なのね。」
天井までの1枚ガラスの先には、ピンク色を中心とした西洋紫陽花がうつくしく咲き誇っていました。向き合うのではなく、森本さんとガラスに向かって並んで座ったことに、わたくしは少しだけほっとしていたのです。
「実は隠れた名所でもあるんですよ、このラウンジから見る紫陽花も。」
テーブルに届けられた水を一気飲みすると、森本さんはコーヒーを2つオーダーしてくださったのです。
「ねえさんはケーキはいいの?」
あら、この二人は姉弟なのね・・・と二人の関係を推し量っていたであろうサービスの女性の目が、得心がいったように語っていました。
「ご用意いたしましょうか?」
こちらはワゴンサービスでケーキを選ばせてくださるようでした。
「いいえ、まだお腹がいっぱいなの。だから今はいいわ。ありがとう。」
最後の一言は、森本さんとサービスの女性の両方への言葉でした。
「後でケーキを頼んでもいいしね。」
森本さんはにこにこと微笑んでいました。
「ここもロケハン先だったの?」
あまりに綺麗な紫陽花が・・・わたくしに疑問を湧かせました。
「ん、実はそうなんです。」
思いついたことは・・・的を得ていたようでした。
なのに森本さんは、カメラを手にもしていなかったのです。
「もう、言ってくれればあんなにお酒を勧めなかったのに。」
「ねえさんと一緒だと、お酒が美味しくて。つい、ね。」
「コーヒーをいただいて、早く素面に戻ってちょうだい。」
「はぁい。」
間延びした返事は、森本さんがリラックスしている時の独特の口調だったのです。
わたくしたちは、まるでいつものお店に居る時のように、コーヒーを前に置いてのんびりとした会話を交わしはじめました。
「祥子さん、きれいにして。」
トモくんは二人の粘液にまみれた・・・まだ力を失っていない塊を、喘ぎのおさまらない唇に差し出してきました。
「・・・・はっぁ・・」
ぺちゅ・・・ わたくしはいつものように彼の先端に舌を這わせたのです。
くちゅ・・ぺちょ・・・ちゅぅぅぅ・・・ わたくしの蜜とトモくんの精液で薄白くコーティングされた塊の表面を根元まで拭うと・・・塊の芯に残っている精を裏筋に舌先を押し付けしごきだすようにして・・・吸い出しました。
「ああ それ、祥子さんだけだよ、こんなことしてくれるの。」
そうかもしれません。行為の後の二人の体液に濡れそぼった塊を舌と唇で綺麗に拭うなんて・・・トモくん世代の女性が進んですることではなかったでしょうから。
わたくしは・・・清められた塊から唇を離すと・・・ねっとりと濡れそぼった彼の茂みにまで舌で拭いはじめたのです。
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祥子さんのエッチシーン・・・すごくドキドキしちゃいます・・・なんか下半身に話しかけられてるみたいで・・・身体の奥がドキドキします・・・
ともくんのまた他の人とちがうストレートなエッチに感じてしましました・・・・(*゜-゜)
2006/07/09 17:02| URL | 悪夢(あむ☆) [Edit] -
「初雪」の時とは全然違う
自然で大胆な祥子さんがステキです。
年上の優しい女性って
男性にとっては、永遠の憧れですよね。
2006/07/09 21:17| URL | さやか [Edit] -
仄かな恋情と劣情。
仄かな恋情にこだわるのが大人。
劣情を隠そうとしないのが子供かな。
素直に祥子さんに立ち向かうトモくんがうらやましいな。
2006/07/09 22:57| URL | eromania [Edit] -
雨の日曜日でしたね。盛りを過ぎた都会の紫陽花がシックな大人色に染まっていました。
悪夢様
>下半身に話しかけられている
なんてすごく素敵な表現ですね。
そう思って頂けてわたくしもとてもうれしいです。
素直なトモくんとの時間。最後だと思うとより愛しいです。
さやか様
「初雪」とは違う・・・さやか様にそう言われて、わたくしははじめて意識しました。
さやか様はどちらのわたくしが好きですか?
トモくんには、少しでもわたくしとのことがいい想い出になってくれたら・・と思っています。
いつか、あんな女性と付き合ってたんだと・・・男同士で自慢してもらえるような相手でいつづけたいものですね。
eromania様
トモくんの唱える呪文は<最後>なのかもしれません。
そしてわたくしも。
唯一度の時はなにものにも代え難いものですから・・・。
2006/07/09 23:59| URL | 祥子 [Edit] -
今宵は”パリ祭”と言う、年に1度のシャンソンフェスティバルに出かけました。男女の奥行きの深さを歌う物が多く、心に深く響きます…。少し人生経験を積んだからでしょうか?
年下、心のまま、自分を繕う事無くさらけ出せる相手。良いですよね!
2006/07/10 00:20| URL | るり [Edit] -
初雪の時の祥子さんは・・・
さやかの好きな世界の中に囚われていたでしょ。
囚われのお姫さま・・・。
だから、ついつい、いじめたくなっちゃう。
でも、今は、違うかも・・・自由な女性。
どっちが好き、と言われるとどっちも好きだけど
でも、今の祥子さんの横だったら
さやかのSモードは発動せず
甘えたり、一緒に買い物に行ったり、食事したり
同じお布団にもぐりこんでも、そのまますぐ眠って
それで、十分幸せかも。
2006/07/10 01:54| URL | さやか [Edit] -
さやか様
お答えありがとうございます。
あまり違わないかとおもったりするのですが・・・
やはりMモードのわたくしとノーマルなわたくしの違いなのかもしれません。
さやか様と楽しい一日を過ごせるかと思うと
そちらのほうがどきどきしちゃうのはどうしてでしょう。
2006/07/10 11:36| URL | 祥子 [Edit] -
「ちょうだいぃぃぃ・・・トモくん・・のぉ・・せいえきぃぃ・・ちょう・・だぁぁい・・しょうこの・・・なかに・・・ちょぉぉだぁぁぁぁぃぃ・・・」
自然にこんな言葉が出る、いたらしい祥子。
残った精を一滴残らず吸い尽くす祥子。
私が学生の時、人妻と3年間付き合ってたのですが、その時の女性にそっくりです。
2006/07/10 12:31| URL | 青龍 [Edit] -
青龍様
お返事が遅くなって申し訳ございませんでした。
学生時代・・・そして人妻。年上の女性だったのかしら。
もう十数年前なのにその時の言葉を憶えてらっしゃるなんて
素敵な方でしたのね。
2006/07/11 19:39| URL | 祥子 [Edit]
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