ムーンナイト・アフェア 15
「ほら・・こんなにして。はしたないね、祥子は。力を抜きなさい」1本だった指を2本に増やし・・ローションを加えて・・・くちゃ・・ぴちゃ・・と・・・男性の指はわたくしの身体から、何度も何度でも快感を引き出すのです。
「・・ぁああぁぁん・・はぁ・・んぁ」
快感に合わせて締め付けることも許されず、わたくしの身体は花びらの奥から愛液を溢れさせ続けました。
「アナルでもいい声で啼くようになったね、祥子。その声・・びんびんと響くよ」
男性はうっとりとした声音で、わたくしの淫らさを言葉にします。
2本の指は、ゆっくりとした出し入れから胎内で捻るような動きに・・・そして指を中でV字に開く様に・・蠢くのです。
「はぁっ・・・いたぁ・ぁぁぃ・・」
慣らすためではなく拡張するための動きは、これほど時間をかけられてもまだわたくしにぴりっとした痛みを与えるのです。
「力を抜きなさい。そう、もう一度だ」
「ぁっ・・ぁはぁぁ・・ぁ・・ゆるし・・て・・」
男性は付け根まで入れた指を、開いた状態のままでゆっくりと引き抜きます。
指先が内臓をゆっくりと擦りあげ、同時にアナルをゆっくりと開いてゆくのです。
「仕方がないね祥子は、どうしてそんなに締め付けるんだ」
男性の開いた指をすぼめてしまうほどに、わたくしのアナルはきつく反応しておりました。
「感度がいいのも困ったものだ。愛液がこんなに溢れているんだから、感じているんだろう、祥子」
すぼまりに入れた左手の指の動きを止めることなく、男性は右手をぷっくりと膨れた真珠に這わせます。
「はぁぁん・・いいぃぃ・・」
アナルを愛撫されることで響きつづけていた・・疼くような快感を溜め続けた真珠は、わたくしに体内を抜けるような悦びを突きつけたのです。
「こんなにして。ふふ アナルが余程気に入ったと見える。僕の前にここを与えた男達にも今みたいな淫らな声を聞かせたのかい、祥子」
片手で花びらに溢れる蜜を真珠になでつけながら、もう一方の手はアナルをすこしづつ拡張してゆくのです。
「いやぁぁ・・・そんなこと・・言わない・・・でくだ・・・さぁぁぁい」
他の男性との淫らな複数での行為までも・・・<彼は知っている>と言われたような気がして、わたくしは一層羞恥をかき立てられてしまいました。
「アナルばかりに気がいくから、ついきつく締めてしまうんだな。こうしていると随分素直じゃないか。それとも真珠にローターを当てたらもっと素直になるのかい、祥子」
「いやぁぁぁ・・・しないでぇぇぇ」
絶頂を迎えても動きを衰えさせない・・・うずらの卵ほどの大きさのプラスチックの塊の振動は、わたくしの理性を怯えさせるのには十分だったのです。
丹念な男性の秘めた部分への愛撫に加えて、終わりのない無機質な快感を与えられつづけた経験は・・・これまでのわたくしにはなかったからです。
「わかったよ、祥子。そんなことはしないさ。怯えるんじゃない、また締まるじゃないか」
表情に浮かんだ怯えに気づいたのでしょうか。
わたくしの怯えさえ快感に混ぜ込むように、右手の真珠を嬲る動きを早めてゆきます。
「ほらもう痛くないだろう、祥子。こんなに柔らかく指に吸い付くようになってきたよ」
広げた指を捻る様にして、抜き出してゆきます。
「あぁぁっ・・んんぁあ・・だめぇぇ・・・」
真珠とアナルから送り込まれる快感に、花びらは内側を押し広げる熱い塊を欲して・・ひくひくと愛液を溢れさせるのです。
それに気づいたのでしょうか。真珠を撫でる右手の快感が、男性の親指による花びらへの浅くもどかしい愛撫に取って変わられました。
「どうだ、祥子」
男性の声とともにまたローションがアナルへ滴らされ・・・男性の指が3本に増やされたのです。
「あうっ・・き・つぅぅぃ」
引き裂かれるような痛みはもうありません。
ただ・・経験したこともないほどに大きな異物を、押し込められているような圧迫感と恐怖感だけがわたくしを襲いました。
「僕のは祥子も知っているように大きいからな。ふふ、このくらい拡張すれば入るだろう」
男性はそれでもわたくしの身体の反応を探る様に、ゆっくりと指を進めてゆきます。
「おっき・・ぃぃぃ、はぁぁん・・だめぇぇ」
第二関節を埋めるほどに突き入れ・・引き抜かれる動きに、わたくしのアナルはなす術もなく犯されておりました。
まさか一晩の内に全てを求められるとは思ってもいなかったのです。
綺麗に・・・清めていたのは・・身体を差し出すかもしれないという予感に、嗜みの一つとして行っただけのことでした。
男性を受け入れるため・・・これほどの拡張には、その襞を柔らかくしなやかに添わせるほかはなかったからです。
「いいぞ祥子、そうだ。ふふ こんなに感じて・・可愛いよ。親指さえ吸い込まれそうだよ」
アナルに左手の3本の指を、花びらに左手の親指を同時に抜き差しし・・・右手は親指の動きで汲み出される愛液にぬめる真珠の上を滑ってゆくのです。
「あぁん・・だめぇぇ・・いっちゃぅぅぅ」
たった1人の男性の指戯に、わたくしの身体は秘めた場所を嬲り尽くされ・・翻弄されてしまいました。
「いきなさい、祥子。いけ!!」
指の動きをはやめた男性は、あっけなくわたくしを頂きに押し上げたのです。
「あぁぁぁ・・・いっ・くぅぅぅ」
自由な両の手で枕元のシーツを握りしめ・・・わたくしは絶頂を迎えてしまったのです。
なのに・・・ここまで嬲られてもまだ許されはしなかったのです。
「あっうっ・・・」
頂点で収縮しきった胎内のひくつきをその指で確かめた男性は、次に訪れる弛緩をはじめた一瞬を狙って・・・わたくしのアナルを昂り切った塊で貫いたのです。
「くぅっ・・いいぞ、祥子。この感触たまらない」
うめく様に漏らすと、男性はまるで花びらを犯すのと変わらぬ激しさで・・アナルへの抜き差しをはじめました。
ベッドに俯せにされていたわたくしの視界の外で、男性の塊は熱く・堅く・昂っていました。そこには男性自身から溢れる潤みだけではなく、たっぷりのローションさえまぶされていたのです。
「あっ・・あ・あぁ・あん・・やさし・くぅぅ・・ぅ・・」
長く反り返った塊は、わたくしの奥深くまで大きな動きで犯してゆくのです。
その動きは、<試す>などというものではありませんでした。
幾度も押し入られる感覚に、収縮を繰り返す入り口と自らの意志では動かすことさえ叶わない内臓の壁が、それでもやわやわと男性の張り出したかりとごつごつと血管の浮いた幹へと添おうとするのです。
「はぁあ・・ぁん・・あっぁああ」
いままで・・・二人の方に合計3回犯された経験さえ薄れてしまうほどに・・今宵一夜でわたくしの胎内は信じられないほど開発されていたのです。
「内臓まで絡み付くな、祥子は。どうだ、排泄器官でまであさましく感じるなんて。なんてはしたない女なんだ」
「あぅっ・・・」
パシッ・・・右の腰にスパンキングが飛ぶのです。
白い腰の中と外からの両方の刺激に、わたくしはぴくん・・と男性の塊に貫かれ動かない腰をなおもひくつかせてしまうのです。
「祥子、どうなんだ!きちんと答えるんだ!お前はアナルで感じるあさましい女なのか?」
ぱん・・ぱん・・ぱん・・ぱん・・リズミカルに。快感を汲み出すように。
わたくしを責める男性の腰の動きはますます早くなってゆくのです。
「はぁぁ・・ん・・いえ・ませぇ・・ぁん・・あぁぁん」
白い肌に赤い胸縄を掛けられ・犯されていることだけでも、シーツを掴み耐えていなくてはならないほどなのです。
なのに・・・なお・・わたくしに、自らの口から羞恥の言葉を吐けと男性は命ずるのです。
「いつまでもアナルを抉られていたいのか、祥子。そんなに気に入ったのか!ここが」
より深く・・奥まで・・・男性の赤い手形がつく白い腰に男性の茂みが擦れるほど深く・・・止まるところのない内臓を男性の塊は犯し抜いてゆくのです。
「い・・やぁぁ・・はぁん・・ちがい・ま・すぅぅ」
こんな・・激しい行為を長く続けられてしまうなんて・・・あぁ・・耐えられない。
「言え!!祥子 言うんだ わたしはアナルで感じる浅ましい女ですと言え!」
パシッィィ・・パシッ・・ 最奥まで突き入れた塊をこねる様にして周囲の壁を先端で味わいながら、スパンキングを繰り返すのです。
「ゆるしてぇぇ・・・あぁぁ・い・いまぁ・すぅ・・」
スパンキングの一打ちごとにわたくしのアナルは収縮をつづけ・昂り内臓の中でひくつく塊の輪郭さえわかるほどに蠢いてしまいます。
「・・はぁ・・わたくしはぁ・・あん・・アナルで・・感じる・・あさましぃ・・ぁあ・・おんな・で・すぅ・・・」
淫らな言葉を口にさせられて、わたくしははじめてアナルだけを犯されて・・・達してしまったのです。
- 祥子様
-
アナルの感覚はどのようなものでしょうか?
徐々にほぐされていく時の感覚・・・・
男性の熱く・堅く・太い塊を入れられた時の感覚・・・
達してしまうに値するほどの淫乱な感覚でしょうか?
2006/02/25 08:33| URL | 桜草 [Edit] -
桜草様
桜草様もご経験がおありなのでしょうか。
その部分の感覚もさることながら
排泄器官を犯される精神的な羞恥心と
こういった行為以外では感じることのない部分からの刺激とが
わたくしをよりはしたなく高ぶらせてしまうのですわ。
2006/02/25 10:10| URL | 祥子 [Edit] - 来て下さいまして
-
また、コメント下さいまして有難うございました。
仲良くして下さいね。
アナル・・・ワタクシはするのもされるのも未経験でございます。
興味はありますが、体験するチャンスはなさそうです。
2006/02/25 11:00| URL | sukirai [Edit] -
sukirai様
お越し下さってありがとうございます。
コメントをいただけるなんてうれしいです。
そうですね・・・アナルはきちんとわかってくださるパートナーとでないと
身体を傷つけてしまいかねない行為ですから。
男性の欲望を抑えて、この方のように時間をかけてゆっくり開発できるパートナーでないと難しいんです。
興味本位だけでは、手に入らない快感かもしれないですね。
2006/02/25 11:33| URL | 祥子 [Edit]
トラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| BLOG TOP |