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初雪 85

「しょう こ  さ ま    祥子様・・」
望月さんの声に、わたくしは意識を取り戻しました。
失神してどれだけ経っていたのでしょう。わたくしの身体は、ぐったりと仰向けに横たわった望月さんの腕に抱かれておりました。
石塚さんはもうわたくしの後にはいらっしゃらなくて、望月さんの塊もわたくしの蜜壷からこぼれ落ちていたのです。
「ごめんなさい、望月さん」
わたくしは慌てて両手に力を込め、彼の上から起き上がろうとしたのです。それを押しとどめるように、身体にまわされた望月さんの手が背を撫でます。
「いえ」 
言葉少なに、でも満足げな笑みを浮かべた望月さんの表情がすぐ側にあったのです。
「あの・・どのくらい?」
意識を失っていたのでしょうか? そう聞こうとしたのです。
「まだ1分経ってないです。大丈夫ですか、祥子様」
優しくわたくしを抱きとめたまま、望月さんがそう教えてくださいました。
「そう。ありがとう、重かったでしょう」
意識を失った身体が、どれほど重みを増すかということくらいわかっていました。わたくしはふらふらと身を起こすと彼の上から退いたのです。
「いいえ、幸せな重さですよ。」
まるで二人きりなのかと錯覚してしまいそうな、望月さんの言葉でした。 

「ぁっ・・」
ベッドに横座りになったわたくしの胎内からは、3人分の精液が流れ落ちてくる感触がありました。ここまで一度も拭われることもなく・・・男性達の精液で胎内を真っ白に染められ続けていたのですから。
「ベッドを汚してはだめですよ、祥子さん」
わたくしの身体を、後ろ向きに引き倒したのは山崎さんでした。左に流す様に揃えられたままの膝を、彼の手は左右に割ろうとするのです。
「やめて・・おねがい・・・」
起き上がり山崎さんの手を抑えようとしたわたくしの肩に、美貴さんの手が掛かるのです。
「僕が綺麗にしてあげるだけです。さぁ」
望月さんから渡された湯で絞られたタオルを、片手で振る様にして広げます。
体勢が変わったことで精液が流れ出る感触は・・・一旦は鎮まっていました。
でも、3人の方がそれぞれにたっぷりと吐出された量を思えば、またすぐにでもベッドを汚してしまいそうだったのです。

「見ないで・・・」
わたくしは諦めて膝の力を緩めたのです。
「そう、いいコですね。祥子さん」
山崎さんはわたくしの脚をご自分の身体の両脇に・・・立て膝の形に置くと、花びらと姫菊をあたたかなタオルで優しく拭ったのです。
「んん・・ぁ・・」
男性に行為の後始末をされるその恥ずかしさに、わたくしは唇を噛みしめ顔を右肩のほうへと背けてしまいます。
「こんなに淫らな姿を晒した後でも、なお恥じらいの表情を見せるんですね。あなたって人は」

山崎さんにタオルを渡した望月さんは、もう石塚さんがいらっしゃる浴室へと消えておりました。
肩を抑えた美貴さんの一方の手が、望月さんにねぶられ・甘噛みされていた乳房の先端に伸ばされます。
「あ・・んぁ・・・」
タオルはまだ優しくわたくしの狭間を行き来しておりました。
「美貴」
山崎さんはひと言掛けると姫菊の下にタオルを置き、右手でわたくしの真珠に触れたのです。
「ああ」
短く答えると美貴さんもわたくしの左の乳房に顔を伏せます。
「ぁぁ・・だめ・・ゆるして・・・」
清めの時間が、唐突に愛撫の時間へと切り替わったのです。
「おねがい・・ぁあん・・・山崎さん」
わたくしの表情を覗き込む山崎さんに赦しを乞うたのです。
激しくお二人の塊で犯され逝き果てたばかりなのです。身体はまだその余韻に燻っていました。こんな風にされたら・・・すぐに淫らな欲情の火が付き、またわたくしの身体を苛むのはわかりすぎていたのです。

「祥子さんが、身体の中からきちんと精液を吐出さないからですよ」
快感に震える唇を山崎さんの指がなぞるのです。
「綺麗にしてから可愛がって上げたいのに。望月くんのだからですか?身体の奥にしっかり大切に飲み込んだままだなんて」
「ぁん・・ちがう・・わ」
わたくしの蜜壷は、中程で一カ所締まっている場所があるようなのです。再奥に注ぎ込まれた男性の精が、長く留まったまま・・・思わぬときに流れ出すことが何度もありました。
「だから感じさせて上げますよ。祥子さんの愛液と一緒に流れ出すようにね」
「いやぁぁ・・・」
山崎さんの顔がもう一方の乳首に伏せられたのです。

初雪 86

敏感な3カ所の蕾からの快感が、一気にわたくしの身体に押し寄せるのです。
「はぁぁ・・ん」
ぴくん・・と、はしたなく身体を波打たせて反応させてしまいました。
「ゆるして・・・」
山崎さんと美貴さんに押さえ込まれた身体は、逃げることもできません。白い乳房を舐られ苛まれて・・・真珠はわたくしの胎内から流れ出る望月さんの精をまぶされた指でぬめぬめと撫でられているのです。

「あぁぁ・・だめ・・・」
「もう再開してるのか?」
バスローブを羽織った石塚さんが呆れたような口調で誰にともなく問いかけました。
「祥子さんを綺麗にしてるんです。石塚さんも協力してくれませんか」
山崎さんがGカップの乳房を引き延ばす様に吸い立てていた乳首から口を離して答えます。
「ほぉう なるほどね。じゃ僕が掻き出してあげよう」
そう仰ると山崎さんに開かれたわたくしの脚の間に、上半身を伏せました。
「だめ・・しないでぇ・・」
右脚を山崎さんの脚に押さえ込まれ、彼の指に真珠を嬲られている花びらの間に・・・にゅぅぷぅぅ・・・と石塚さんの中指が入ってゆくのです。
「あぁぁぁ・・・やぁぁ・・・」
一度付け根まで押し込まれた指を引き出すと、新たに湧き出した愛液と流れ出てきた3人の男性の精液で滑る花びらの中心に、今度は人差し指までもを添えて広げ押し入れようとするのです。
「よっぽどたっぷり望月くんに出してもらったのかな。祥子さんの中は温泉の中みたいにぬめぬめと温かいよ。出したばかりだけど、今度はこちらに入れたくなってしまうね」
「はぁぁ・・ん・・・おっしゃらないで・・・あぅっ・」
石塚さんは第一関節を蜜壷の中で曲げると、淫らに蠢く襞のすみずみまで入り込んでいる真っ白い望月さんの精液を掻き出すのです。
「ここがいいのかい?」
一番大きな石塚さんの手指は、わたくしの花びらを押し広げ・・・感じやすい奥までも節の立った指で弄ります。
「いゃぁぁぁ・・あぁぅぅぅ」
360度・・・ずくんと響く数の子天井までも、まるで男性のかりで抉る様に・・・2本の指先で入り口に向かって撫で下ろすのです。

蜜壷の中だけを責められている訳ではありません。
わたくしの左右の乳首と一層大きくヌメ光り出した真珠までもを・・・同時に3人の方に責められているのです。
「あぁぁん・・・ゆるしてっぇぇぇ」
まったくばらばらに、それぞれのリズムでねぶられ吸い立てられ甘噛みをされる左右の乳首も、時折動きを止めるかと思えばまた狂った様に嬲られる真珠も、失神でわたくしの中で静まりかけていた淫楽に再び火を付けてしまったのです。
「祥子さん、そんなに喘いではしたないですよ」
わたくしの左手を押さえた美貴さんが、ちゅぷっと・・・乳首から唇をはなして羞恥を煽る責め語を囁くのです。

喘ぎを押さえることなど、とても無理だったのです。
セクシュアルな快楽を司る4カ所を、同時に責め立てられていたからです。
出来るだけ声を漏らすまいと努力はしておりました。それでも・・・津波のように圧倒的な迫力で、幾度も押し寄せる快感はわたくしの忍耐力の限界を超えていたのです。唇に手を押し当てて喘ぎを殺したくても、右手も山崎さんに押さえ込まれておりました。

「ふふ 僕の指をそんなに締め付けて、妖しく蜜壷を蠢かせて。あんなに逝ったのにまた感じてるのかな、祥子さんは」
蜜壷に入り込む石塚さんの指が3本に増え・・・タオルを押し当てられていたアナルにまで・・・中指が入り込むのです。
「だめぇっ・・ゆるして・・・あぁぁぁ」 
「望月、祥子さんの唇を塞いでくれ。淫らな喘ぎ声が止められないらしい」 
「はい」
いつのまにか浴室から出てきていたバスローブ姿の望月さんが、わたくしの唇を奪ったのです。
「ん・・んく・・ぁ・・」
望月さんの舌はわたくしの口腔に入り込み、舌を・歯茎を・口蓋を舐めすすり上げるのです。
「望月くんのキスでまた一段と締め付けがきつくなった。こんなにひくひくさせて」
二人分の精液が染み込む姫菊の中を、石塚さんの中指が掻き出してゆきます。
わたくしの腰に当てられたタオルは・・・白い尻肉づたいに流れ出す白濁液を次々に吸収していったのです。

初雪 87

「ぁ・・・ん・ぁ・・んん・・」 
「逝きたいんですね、祥子さん。4人に同時に責め立てられたら、逝ったばかりの僕でも吐出してしまいそうですからね。ふふ、逝かせてあげましょう。4人の<唇>でね。山崎、指を退けてくれないか」 
真珠の上に彷徨っていた山崎さんの指が離れ、今度はわたくしの臍の窪みを優しく愛撫しはじめたのです。
「ぁ・・ぇぇ・・あぁ・・んっくぅ・・・」
望月さんの精液を塗り込められつづけた真珠に、石塚さんの唇が触れました。
ちゅくぅぅ・・・ 舌と唇が真珠の表面の牡の残滓をぺっとりと舐めとるのです。そして新たに石塚さんの唾液がたっぷりと載せられ・・・わたくしの愛液をブレンドするようにかき回してから・・・また彼の口中にすすり上げられるのです。
「・・ぁぁあ・・・んんんぁ・・・んん・・」
わたくしの腰は、はしたなく迫り上がってしまいました。

4人の男性が、唇と舌と指の全てを使って・・・わたくしを同時に責め立てます。
左の乳首と敏感で皮膚の薄い体側は、美貴さんの唇と手に支配されていました。
右の乳首とほとんど愛撫されたことのない白い腹部は、山崎さんが自由にしていたのです。
唇と舌、首筋とデコルテは望月さんの思うがままでした。
そして最も敏感な大きな真珠だけでなく・・・花びらと姫菊とその奥までも・・・石塚さんが蹂躙していたのです。
「だぁめ・・ぇ・・っんん・・・」
望月さんが唇を貪る角度を変える・・・その隙間から喘ぎが漏れてしまいます。
一カ所だけを責められても、反応し・快楽に飲み込まれてしまう敏感な身体なのです。それを6カ所の急所と身体の前面を全て同時に・・・刺激されているのです。
「ん・・ん・・んんんんんぁ・・ぃ・・くぅぅぅ」
再び、剃毛された腰を淫らに石塚さんの顔に押し付けるほどに迫り上げると・・・わたくしは4人の男性の唇と手で逝かされてしまったのです。
 
「逝ったね 祥子さん」
最初に唇を離したのは石塚さんでした。
「すっかり綺麗になったよ。ああ、こんなに愛液を垂れ流すから。ほら、花びら餅がぐっしょり濡れそぼってぬめぬめと光っているよ。はしたないね。」
石塚さんは腰にあてがわれていたタオルを取り上げると、わたくしと彼の手を清め、唇のまわりにべったりとついていた蜜だけは、そのがっしりとした腕で拭うのです。
「また祥子さんのことを逝かせてしまったんですね。申し訳ありません。」
顔を上げ離した唇の間でしこり立っていた乳首を、美貴さんは右手でくりくりと弄りつづけます。
「綺麗にしてあげたかっただけなんですけれどね。祥子さんの声を聞いていると止められなくなりますからね。」
山崎さんがしかなたいね・・・という声で答えます。
「はぁぅ・・・」
望月さんが離した唇の隙間からわたくしの喘ぎ声の余韻が漏れ出してしまったのです。
「祥子様、大丈夫ですか?」
彼の指は、休む事もゆるされない快感に額に浮き出た汗に張り付いた前髪を優しくかきあげてくれました。
「わたくしも・・お風呂に・・・」
温泉の匂いが仄かに漂う男性の方達の間で、1人淫らな体液にまみれたままの身体が恥ずかしくなってしまったのです。
「何をいっているんですか、祥子さん。フェロモンを消したくなくて、わざわざこんな手間を掛けて綺麗にしたんですよ」
美貴さんは望月さんの肩を叩いて合図をすると、わたくしの首筋にベッドヘッドに置いてあった枕を宛てがったのです。
「でも・・・」
「4人の男に同時に嬲られるのはどうでしたか、祥子さん」
「いゃぁ・・・」
改めて言葉にして与えられるその問いに、わたくしは答えることなどできませんでした。
ぐったりと・・・完全に脚を閉じることもできないままに横たわった身体には、まだ淫楽の名残が漂い続け、太ももを・・淫らな腰を・・・打ち震えさせていたのです。

「何度見ても、逝った後の祥子さんは綺麗ですね」
わたくしの足元に移動した山崎さんが力なく投げ出された脚を・・・曲げ開いたのです。
「おねがい・・休ませて・・・」
羽織っていたガウンを脱いだ彼の腰には、先端をしっぽりと濡らした塊がしっかりとそそり立ちあがっていたのです。
「どれだけ僕に我慢させれば気が済むんですか?祥子さんは残酷ですね。僕がこんなになっているのに」
左手を添えた塊の先端を、逝ったばかりの真珠の表面に擦り付けるのです。
「あぁ・・ゆるして・・・」
「だめです。さぁ、今度は僕を逝かせてください」
ずぅくぅっん・・・太く大きな山崎さんの塊が花びらの間に突き入れられるのです。
「はぁぅっ・・・あぁ・・あたる・・のぉ・・・」
幾度もの絶頂は、わたくしの胎内をはしたなく変化させていたのです。それも、子宮の位置を・・・男性の精液を確実に注ぎ込まれたいと言わんばかりに・・・下げていたのです。ただでさえ大きく・長い山崎さんの先端が、わたくしの女の器官をこつこつとたたくのです。
「逝ったあとの祥子さんの身体は何度味わっても堪らない。絡み付いて・蠢いて・僕を扱く」
わざとゆっくりと、彼の塊をみっちりと押し込んだ蜜壷をかき回すのです。
「ぁぁぁあ・・おぉ・・きぃぃぃ・・・」
わたくしの意志とは別に、身体は・・・またも・・・快感を貪りはじめたのです。
「やぁ・・ぁぁぁ・・・しないでぇぇ」
一番大きな山崎さんの塊は、石塚さんの3本の指よりも一層大きく蜜壷を広げます。
「ん、どうしました、祥子さん。まだゆっくりとしか動かしていないでしょう」
たしかに山崎さんの腰の動きはゆっくりとした動きでした。
でもそれだけ確実に、ゆっくりと花びらの狭間を押し広げ・・・確実に体奥を突き上げるのです。茂みを奪われた分だけ、より深くわたくしを苛むかのようでした。
「あぁっ・・・やぁ・・・」
敏感さを増した身体は、そのひと突き・ひと突きを確実に受け止めていました。突き上げる刺激ももちろんですが・・・引き抜くときの張り出したかりが擦り上げる刺激はもっと・・・わたくしを狂わせるのです。
「おねが・・いぃぃ・・やすませ・・てぇ・・」
逝ったばかりなのに・・また・・あぁ・・だめぇぇぇぇ

初雪 88

「山崎、祥子さんの口を味わいたいって言ってなかったか?」
美貴さんが意味ありげな目配せをいたします。
「またか?山崎」
ここに来るまでの車の中で、ずっとわたくしにフェラチオを強要していたことを石塚さんは知っています。ちょっと呆れたな・・・といった様子でいながら、煽りたてるようなひと言を放ちます。
「そうですね。あんまり祥子さんばかりを責めてもいけませんね。」
ずりゅぅぅ・・・ わたくしの快感を置き去りにしたままで、山崎さんの塊は引き抜かれたのです。

「あぁぁ・・・」
こんな状態で・・・口での奉仕をしなくてはならないなんて。それでも・・・強制的に絶頂へと押し上げようと動き続ける山崎さんの塊から逃れられたことで、わたくしはほっとしておりました。
「祥子さんにこのままフェラさせるわけにはいきませんね」
望月さんから差し出されたタオルで、そそり立ったままの塊を被います。わたくしの白濁した蜜が・・・山崎さんの茂みまでをべったりと濡らしておりました。
力の入らない身体をゆらりと・・・ベッドの上に半身を起こしました。山崎さんがどんな体勢での口戯を望まれているかがわからなかったからです。
それに・・・だらしなくベッドの上に伸ばした身体を男性の方達の眼に晒しつづけることも、耐えられなかったからです。

「祥子さん、少しこちらに来てください」
山崎さんの腕がベッドの窓側よりに、抱きしめる様にわたくしを引き寄せます。なのに・・・この体勢でわたくしにフェラチオをさせるというのでもないようです。
「そんなに僕のが嫌でしたか?」
彼の胸に額を押し付けたわたくしの顔をあおのけて、山崎さんが瞳を見つめます。
「いやじゃ・・ないもの・・」
ふるふると顔を横に振りました。
「それじゃどうしてしたくなかったの?」
わかってらっしゃるのに・・・
「いえない・・わ」
そんなこと口には出せません。
「聞かせてくれないと、このまま僕が逝くまで責め続けますよ」
あぁ・・山崎さんに責められ続けたら狂ってしまう・・・
「・・ぁぁ・・良過ぎて・・感じ過ぎてこわいの」
顎を捉えられたまま答えを要求されて・・・恥ずかしくて瞼を伏せてそう答えたのです。
「可愛い人ですね」
ちゅっ・・・優しく頬にキスをしてくださるのです。
もう・・これ以上逝かされ続けることはないのだと 山崎さんの態度にほっといたしました。

でもそれはほんの一時のことでしかなかったのです。

「祥子さんこちらにいらしてください」
ベッドエンドに脚を下ろした状態で、仰向けに横たわった美貴さんがいらっしゃいました。 彼の腰には欲望をみなぎらせた塊が、再び立ち上がっていたのです。
「祥子さんの快感に苛まれる悩ましい顔を見ていたら、また、ね。さぁ、こちらにきて後ろ向きにまたがってください」
山崎さんの腕の中で振り返るわたくしの顔を見つめながら、美貴さんはローションをたっぷりと・・・塊に塗り付けるのです。
「やぁ・・・」
また・・・この方はわたくしの姫菊を・・・
「蜜壷は辛いみたいですから、山崎のをフェラしている間僕のでアナルを感じさせてあげますよ」
後ろ向きの騎乗位で・・・わたくしにアナルで美貴さんを受け入れろと・・・おっしゃるのです。
「だめ・・できないわ」
そんな恥ずかしい体位・・・

「さぁ、行って下さい。祥子さん」
山崎さんがわたくしを抱きしめたままで・・・伸ばした手をヒップの白い谷間に潜り込ませ・・・姫菊を指で抉るのです。
「いまならまだ柔らかいでしょう。石塚さんので逝ったんです。それとも山崎のをアナルで飲み込みたいんですか?」
「いやぁ・・」
あんな大きなものなんて・・・アナルでなんて受け入れられない・・・
山崎さんは、わたくしを抱きしめたまま引きずるように美貴さんの側につれてゆくのです。
「大丈夫ですよ。僕はアナルには興味ありません。」
そうおっしゃいながら、山崎さんは指を姫菊に・・・しっかりと咥えこませていたのです。
「こんなに柔らかいんです。まだ性感は高まったままなんですね。美貴の方がアナルを可愛がるのは上手でしょう、さぁ乗ってください」
わたくしの脚を開かせて、後ろ向きに美貴さんの太ももに跨がらせてしまうのです。
「ほら・・こんなに・・・」
望月さんが山崎さんの左手の指にローションを垂らすと、わたくしを抱きしめる様にしてまわした指を改めて姫菊に食い込ませるんです。
「あぁっ・・」
もう2度も・・・それもセックスによってだけでも・・逝かされたアナルは、いまはもう口を閉じていましたが、すんなりと山崎さんの指を第二関節まで飲み込んだのです。
「大丈夫ですね」
姫菊に満遍なくローションを塗り込めると・・・指を抜き・・・山崎さんは美貴さんがあてがった塊に向かって、わたくしの腰を沈めてゆくのです。

初雪 89

「あ・・あぁぁぁ・・」 
山崎さんは、美貴さんの上にわたくしを後ろ向きに跨がらせると・・・先ほどの石塚さんのようにわたくしにあてがった美貴さんの塊に向かって・・・押し下げてゆくのです。
「息を吐いて身体の緊張を解くんです」
背中から美貴さんの声が飛びます。
「はぁぁ・・あっ・・あぁぁぁ」
美貴さんの塊は先端のかりを納めると、ずるすると・・・わたくしの体重分だけ・・ずっぷりと胎内に収まってゆくのです。
「あと少しで全部飲み込みますよ。祥子さんのアナルはもうこんなにほぐれて、ああ 入れるだけでも気持ちいいですよ」
「あぁ・・ああぁあ・ぁぁぁ・・」 
「これで全部飲み込みましたね」
わたくしの・・・姫菊は・・もう・・ただの排泄器官ではなくなっていました。敏感になった肉壁は、美貴さんの塊にまるで意志があるもののように絡み付いていたのです。
「一晩に2度も祥子さんのアナルを楽しめるなんてうれしいですね。祥子さんの蜜壷も味わいたいけれど、これほどに熟したアナルはなかなか味わえるものではないですからね」
美貴さんの塊のひくつきさえ・・・克明にわたくしの身体は感じて・・・蜜をこぼしてしまうのです。

「さぁ、僕のをフェラチオしてくださる約束ですよ」
山崎さんはベッドヘッドの側に上ってらっしゃいました。
そして、わたくしの背後から顎を掴むと反り返らせる様に引き寄せられたのです。
仰向けの体勢で、身体の芯を美貴さんの塊に貫かれたまま・・・強引に口元を山崎さんの塊の方へなんて・・・。
「脚を伸ばして、僕の上に体重を掛けて座ってしまっていいですよ」
わたくしの下から、美貴さんの声がします。
「・・・むり・・あぁ・・こんな姿勢・・・」
背後から両手を掴まれ後に引かれて・・・膝をついてアナルで美貴さんに留めつけられているわたくしはバランスを崩しそうになっていたのです。
脚元に回った望月さんが、左側から右側へとわたくしの脚を伸ばして・・・一段と深く・・・姫菊の奥へと美貴さんを導くのです。
「ああぁぁぁ・・・だめぇ・・・」
長く反り返った美貴さんの塊は、終わりの無いアナルを遠慮なく深く押し開いていきました。
わたくしの身体は・・・美貴さんに長いピンで留め付けられた蝶のように・・・がっしりと長い塊で腰をホールドされてしまったのです。

「さぁ 僕のを咥えるんです」
山崎さんは体勢が安定したわたくしの両手を改めて引き寄せました。ご自分のウエストにまわすようにさせると・・・がくりと後向きに落ちた頭のせいで開いた口元に・・大きな塊を押し込むのです。
「うぐぅぅぅ・・・」
ちゅ・・くちゅ・・・ 山崎さんが求めたのは・・・フェラチオではなく・・・イラマチオでした。逃れることができないように腕を掴むと・・先ほど蜜壷に突き入れたのと同じ様に・・・身動きすることができないわたくしの唇の奥まで、大きな塊を押し込みつづけるのです。
「ああ いいですよ、祥子さん」
宙に浮いたような不安定な姿勢のままで・・・塊を突き入れ続ける山崎さんの先端に・・・触れる舌をわずかに震わせるのが精一杯です。
「ん・・んくぅぅ・・ちゅぅぅく・・」
無理な体勢は、口戯を尽くすことさえできない状態でした。塊を吸い立てるように唇を窄め・・・柔らかい頬の内側を大きな山崎さんの塊に沿わせることしかできませんでした。

「ふぁっ・・んぁくぅ・・」
新たな刺激にわたくしはぴくん・・と淫らに身体を跳ねさせてしまいました。
ベッドの下ではわたくしの足指を望月さんが一本づつ口に含み、ねぶり初めておりました。
暖かな舌の感触が、親指の先端から足指と足指の間の敏感な部分にひらめくのと同時に、下あごの歯が柔らかな足の親指の腹を扱き立てるのです。
足を男性の・・・望月さんの口に舐られる・・・そんなタブーさえわたくしの快感を煽るのでした。

「ふふ、動かなくてもこんなに祥子さんのアナルは感じさせてくれるんですね」
新たな指を望月さんの口内に含まれる度に、わたくしの身体はひくつき・・・蜜壷とアナルを締め付けてしまうのです。
ごりぃっ・・・美貴さんは下から腰をまわす様に押し上げます。美貴さんの太い根元にいっぱいまで開かれた姫菊の薄い粘膜は、わずかに擦り立てる動きさえ新たな淫楽を送り込みます。
「祥子さん、だめじゃないですか。僕のフェラチオに集中してください」
そんなことはできなくなっていました。
感じやすいGカップの乳房は放置されたままなのに・・・山崎さんのイラマチオで身体の上で揺れる度に・・・敏感に立ち上がった先端から・揺れる白い肌から甘い疼きが流れ込むのです。

こんな責めはわたくし・・はじめてでした。
突かれるままに、唇と舌をわたくしは山崎さんに捧げていました。

同時に山崎さん以外の男性が与える刺激に、声を喘がせるのと同じだけ舌と唇を震わせて・・・口腔内を一杯に満たす塊にお応えしていたつもりです。
なのに・・・それでは満足しないと・・言われてしまったのです。