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SnowWhite 31

「だめ・・・あぁ・・きたな・い・・ぃぃ」
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
ちゅる・・ぅぅ・・・
「あぁぁ・・・」
「暴れるんじゃない」
直接真珠を吸い上げる刺激に、わたくしははしたなく腰を迫り上げてしまったのです。
高梨さんの腕で、快感にずり上がってゆくわたくしの腰は強引に最初に横たえられていた場所へと引き戻されるのです。
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
ちゅく・・・ちゅりゅ・るゅぅぅ・・・
「はぁぁ・・・ぁぁ・・だ・めぇ・・・・」
身を捩る度に、裾は捲れ上がり辛うじて腕にかかっていたナイティの肩紐は外れてゆきます。
カメラの視線から守ろうと胸元を隠した腕すら、いまでは快感を重ねて加えるだけのものでしかなくなっていたのですから。
ぺちゅ・・・ぺちょ・・・
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「ぁぁあ・・・やぁ・・ゆるし・・てぇぇぇ」
高梨さんの熱い舌が花びらの外縁と内側を順になぞってゆくのです。
ちゅく・・・
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「だめぇぇ・・・・・」
丸められた舌が花びらの中へと差し込まれはじめた時、わたくしはようやく自由になっていた腕で短く刈られた高梨さんの頭を押すように出来たのです。
でも・・その時は・・もう遅過ぎました。
くちゅ・・ちゅ・・・
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「あぁぁ・・・っくぅぅ・・・・だぁ・・ぇ・・・い・くぅ・・ぅぅぅ」
彼の熱く丸められた舌に中を抉られ、濡れた唇が花びらを・・そしてお髭と鼻の先端がわたくしの敏感な真珠を責め立てたのです。
押さえ込まれ逃げ切れない快感の中で、身体を左へと曲げる様にして・・・レンズの視線に晒されたまま、わたくしはまた・・極めてしまったのです。

ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「ゆる・し・て・・・」
じゅるぅ・ぅぅ・・・ 
シャッター音はまだ続いていました。
そして、高梨さんの口戯も。
「逝ったのか、祥子。」
高梨さんの声は、わたくしの茂みの中でくぐもっていました。
そして言わずもがなのことを、聞かれるのです。
彼の腕の中で淫楽に耐え切れずに暴れる腰の動きも・・・彼の唇の中で熱と潤みを増してゆく花びらも・・・彼の頬を挟み込むわたくしの太ももの震えさえ、全てがそのことを告げているのですから。
ジィィ・・・カシャ ジィィ・・・カシャ
「は・・いぃ・・・ あぁっ・・ゃっ・・・」
くちゅっ・・
わたくしの答えを確かめてから、舌先をわざと真珠の上に滑らせて高梨さんは顔を上げたのです。

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高梨さんの手で撮影のために美しく整えられていたわたくしの姿は、酷く寝乱れたように変わっていました。
片側に三つ編みにまとめていた髪は、さらさらのストーレートヘアのせいで解けてシーツの上に広がっておりました。ストレッチレースで出来ているナイティのトップスが、アンダーバストからウエストまでのラインにぴったりと添っていなければ・・・いまごろわたくしの身体はカメラの下にランジェリーだけの姿を既に晒してしまっていたことでしょう。
サテンの裾は、もうわたくしのストッキングに包まれた脚をほんの僅かも・・覆い隠してはいませんでした。
腰の周囲を桜の花叢のように彩っていたのです。

カシャ・・・ カシャ・・・
リモコンではない、ダイレクトなシャッター音にわたくしはものうげに視線を上げました。
「こんな姿・・だめ・・・」
「だめだ。そのまま」
両手でナイティの裾と胸元を直そうとする・・・せめて髪を整えようとする・・わたくしを一言のもとに制するのです。
カメラの下から見える高梨さんのお髭は、わたくしが溢れさせたはしたない潤みでところどころ光ったままでした。
カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・
わたくしは、胸元を押さえてゆっくりと上半身を起こしました。
今度は高梨さんからの制止はありません。Tバックのショーツを付けたままで貪られた太ももの狭間を、隠す様にナイティを整えても黙ったままシャッターを押し続けていたのです。
カシャ・・・
「祥子」
「なんでしょう。」
高梨さんが口を開いたのは、わたくしのすぐ近くにまで迫ったレンズごしの高梨さんの眼差しを見上げた時でした。
カメラを下ろすと高梨さんはじっとわたくしを見つめたままで、真面目な風に言葉を継いだのです。
「誰かに、汚いと言われたことがあるのか?」
「えっ・・ ん・・・」
汚い・・・一瞬なにを言われているかわかりませんでした。でも、次の瞬間、わたくしの唇を覆った女の匂いに・・・高梨さんからの口戯を受けている間に幾度もその言葉を口走っていたことを思い出したのです。少し前まで、わたくしの花びらを貪っていた高梨さんの唇も髭も・・・わたくしの香りに染まっておりました。
「あん・・だ・め・・・」
「誰かに言われたことがあるんだろう。そうじゃなかったら、祥子が自分のことを汚いなんて言う訳がない。」
「言われた訳じゃないけれど・・・」
「ん?」
「話さなきゃ・・だめですか?」
「聞きたいね。」
「元の夫に、こんなに濡れたものをわざわざ口することはないだろう・・・って言われたことがあったの。」

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「感じやすいだけだろう。祥子の身体が。」
「夫でさえ、口にする気にもなれないほど・・なのかと思ったら、哀しくて二度と・・・。」
「こんなにくらくらするほど、フェロモンが濃くて旨いのにもったいない。馬鹿な男だな。」
「でも・・・ゆずるさんだって・・はじめて」
そうだったのです。
わたくしはどんな方に愛されても、男性にお口でご奉仕することがあっても、口戯で逝かされることはさほど多くはなかったのです。
ほとんどの場合、口戯が必要ないほどにわたくし自身が溢れ・・・潤い過ぎていることが原因なのはわかっておりました。そして、わたくしを貪ろうとなさるころには、もう男性ご自身が昂りのピークにいらっしゃることが多いことも・・・。
「いや、はじめてじゃない。エレベーターの中でしただろう。」
「ぁっ・・・」
満開の桜の坂道を上り詰めたところにあるレジデント棟の高梨さんのお部屋へゆくエレベーターの中での・・・ゲーム最後のキス。
「あの時も、美味しかった。エレベーターを緊急釦を押して止めてしまおうかと思ったくらいだからな。」
「ぁん・・・」
自らのはしたない香りのするお髭に埋もれながらキスをするのは、これ以上ないほどの羞恥でした。わたくし自身も、男性をお口で愛したあとそのまま唇をおねだりすることにはとても抵抗があったのですから。
なのに、次第にわたくしは不思議な昂りを感じはじめておりました。フェロモンだと言われるわたくしの香りは高梨さんの香りに溶け合い・・・甘く・身体の芯を疼かせたのです。

「祥子は、汚くなんかない。祥子のはとろとろで、香りが高くて最高のジュースだ。花びらも、綺麗なピンク色をしている。いつまでも舐めていたいくらいだ。いつも我慢できなくなって、口でしてやれなくなるが、祥子がそんな風に気にしてるなら、これから逢う度に逝くまで何度でもねぶってやる。」
高梨さんはわたくしの頭を抱え左耳を右手で塞いで・・・残った右耳に一言づつ、区切る様に、この言葉を囁くのです。
「あ・・ん・・だめぇ・・・」
とろぉぉ・・・ わたくしの中から、新たな蜜が高梨さんの一言ごとに溢れ出してくるのがわかりました。
シルクのTバックのクロッチではもう留めきれない潤いは、揃えて横に流した太ももの狭間をしっとりと濡らしてゆきました。
「だめ?違うだろう、祥子」
頭ごと抱き締める様にしていた高梨さんは、わたくしを放すとベッドの上のカメラを構え直したのです。
カシャ・・・ カシャ・・・
「こっちを見てちゃんと言うんだ。」
わたくしは、この先何度でも与えられることになった眼も眩むばかりの快感を思い起こして、霞む瞳を上げました。
「だめ・・・」
カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・
「だめじゃないだろう。言えないなら言える様になるまで、またねぶってやるだけだ。」
カシャ・・・ カシャ・・・
「5台のカメラで視姦しながらな。」

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「い・ゃぁ・・」
カシャ・・・ カシャ・・・
「今度はバックで、牝犬のように腰を上げさせてねぶってやろうか。」
「だめ・・・ゆるし・て・・・」
カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・
「何を言わなくてはならないかさえ、わからないのか?」
ふる・ふる・・・・ わたくしは首を横に振ったのです。
言わせたい言葉はわかっておりました。でも、あまりにはしたない内容をどう口にしていいのか・・・考えもつかなかったのです。
カシャ・・・ カシャ・・・
「解っているはずだ、祥子なら。さぁそこに跪いて言うんだ。」
「・・・ぁぁ」
言葉にしようとして、躊躇する・・・その表情までも高梨さんはカメラに納めてらっしゃいました。
一眼レフデジタルカメラを構えていらっしゃるいまは、ズームアップさえ彼の手で操作されているのです。シャッター以外の機械音のしない撮影は、わたくしのどこを狙って切られたものかすら想像できないのです。
シャッター音が響く度、わたくしは産毛を逆撫でされているようでした。

カシャ・・・ カシャ・・・
「これからは・・・」
「これからは?」
「祥子を・・・ゆずるさんのお口で・・・・ あぁっ・・・」
わたくしはこれ以上の言葉を紡ぐことができないまま、両手で顔を覆ってしまったのです。
カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・
「どうした。ぞんなに難しいことじゃないはずだよ。他の女なら嬉々としてベッドで微笑みながらねだるくらいなことだ。」
「ゃ・ぁ・・・」
「祥子には、出来ないか。確かにそうだな。」
カシャ・・・ カシャ・・・
「俺を見るんだ、祥子。」
顔を覆った両手をゆっくりと下ろしたのです。そして・・・恥じらいに朱に染まった顔を上げました。
「これからは逢う度にご主人様の口で祥子をねぶってください、これなら言えるだろう?」
カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・
「これからは・・・おあいするたび・・に ごしゅじんさまの・・おくちで・・・しょうこを・・ねぶって・・して・・くださ・い」
シャッター音とカメラ越しの高梨さんの眼差しは、わたくしに視線を落とすことを許してはくれませんでした。はしたない懇願の言葉への躊躇いを表す事ができたのは次第に細くなってゆく声だけだったのです。
カシャ・・・ カシャ・・・
とろぉ・・・
自ら口にした言葉と、カメラによる視姦がまた一筋わたくしの太腿へと愛液を滴らせるのです。
両手を胸元を隠す様に合わせ・・・跪いた聖女のような姿で、ナイティの裾が膝元までをすっぽりと覆っていなければすぐに高梨さんのカメラに見つけられてしまうほどにたっぷりと、潤いは内ももを流れ落ちてゆきました。

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つつ・・っ・・・
内ももを、シャッター音に合わせる様に走る愛液の感触に、わたくしは肩を震わせてしまったのです。
「そのまま、ナイティの裾を上げてごらん。」
「ぇ・・・」
「簡単だろう。自分の手でその桜色の裾を持ち上げるんだ。ウエストに巻いたガーターベルトが見える場所まで。」
「そんな・・・」
「それとも、カメラの前でオナニーをして見せるか?自分の手で俺がいいと言うまで逝きつづけるんだ。1GBのコンパクトフラッシュなら何枚でもある、何百枚でも写してやる。」
ばっ・・・・ わたくしの膝元には、高梨さんの手から撒かれた5枚のコンパクトフラッシュが散らばっておりました。これだけで、何百枚分のはしたない痴態を記憶することができるでしょうか・・・。

いつしか高梨さんはご自分のことを<俺>とおっしゃるようになっていました。
この方の男らしい容貌に相応しい・・・おっしゃりよう。でも、同時にその言葉は一度お決めになったらわたくしに有無を言わさずに全てをさせるだけの力を備えてもいたのです。
わたくしは、少しだけ視線を落とすと・・・ゆっくりとナイティの裾を手の中に握り込んでいったのです。
カシャ・・・ カシャ・・・
165cmの身長のわたくしが着ても床ぎりぎりのレングスのナイティなのです。
高梨さんがおっしゃるように持ち上げるためには、手の中一杯にシルクサテンを掴まねばなりません。
「もう少しだけ脚を開くんだ。そう。」
カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・
シャッター音が微妙に移動してゆくのはわかります。
でも、それを確かめる勇気はわたくしにはありませんでした。
先ほどから滴り続ける淫らな愛液を吸い込んだストッキングと、その上の濡れた太ももと・・・溢れ出る蜜と高梨さんの唾液で色を変えているに違いない・・・桜色のレースのTバックまでもを、自ら晒さなくてはならないのですから。
カシャ・・・ カシャ・・・
唇を噛んで、前裾を引き上げてゆきます。
ベッドのシーツに埋もれるような膝頭から・・・滑らかな薄いシルクに覆われた太もも・・・ガーターベルトの留め具を受け止める二重になったストッキングの縁と柔らかな素肌の太もも・・・そして・・・恥ずかしいほどに乱れたままの・・・太ももの狭間・・・。
カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・
両のGカップの乳房は、もうとうに乱されたナイティとブラの上半身からこぼれ落ちておりました。
レンズ越しの高梨さんの視線に耐えることができずに次第に伏せてゆく顔を覆う黒髪は、時折思いついたかのように鴇色の昂った先端を嬲ってゆくのです。
カシャ・・・ カシャ・・・ カシャ・・・

「ほぉぅっ」
無言のまま、幾度シャッターが切られたことでしょう。
高梨さんの堪え切れない大きなため息とともに、カメラが下ろされたのです。
「えも言われぬ表情をするね。祥子と逢うたびに、いつもその恥じらいを手元においておきたいと思っていた。ようやく、叶った。」