ムーンナイト・アフェア 11
「さぁ、お仕置きの時間だよ。祥子」男性は、わたくしの頭の横に並べた玩具を持ってまいりました。
「祥子は10回以上淫らな声を上げたね。だからこの一番大きなバイブとアナルパールを一緒に入れるんだ」
直径が5センチほどの太く・長い根元が二股に分かれている玩具と、直径が2センチほどのいくつかの真珠をつらねたものをわたくしに見せつけるのです。
「・・やぁぁぁぁ・・・ゆるし・て・ぇ」
初めて直に眼にする玩具は禍々しく、実際以上に大きく見えるのです。
それに・・・アナルにまでそんなものを・・・
「何を言っているんだ、祥子。僕のものもそうだが、これくらいの大きさのものなどいくらでも経験があるだろうに。アナルだって経験済みだろう」
嘲るように男性が言い放ちます。
「・・いやぁ・・だめ・・で・すぅ」
男性の肉体ではない・・異物で・・嬲られるなんて。
それもあんなに大きなもの・・・壊れてしまう。
「いいね、その怯えの表情。祥子はほんとうになんて表情をするんだ。眉を顰めた顔に精液を振りかけたくなる、そんな顔をする」
手にしていた玩具をベッドに置き、また指をわたくしの柔らかな狭間に這わせるのです。
「ここは正直だよ、こんなに溢れさせている。ローションもいらないくらいにびちょびちょだよ、祥子。これだけ濡れていたらこれでも大丈夫だろう」
男性の視線の真下に、上向きに晒された花びらを指で大きくくつろげます。
「はぁうっ・・・ぁあああああ・・」
男性はあの太い塊の姿をした玩具の先端をあてがい、玩具自身の重さで沈み込ませるようにゆっくりと差し込んでゆくのです。
「あうっ・・・ん・んぁぁ・・・」
一段と大きく張り出しているかりの部分が、わたくしの花びらを強引に押し広げ入り込んでゆきます。
・・・くちゃ・・・
吊られ・言葉責めされて溢れさせてしまった愛液は、ごつごつした血管の浮き上がりさえも模した玩具にまとい付きすべらかさを増す役目を果たしてしまうのです。
「ふふ 祥子の花びらがこんなに大きくひらいて、ゆっくり飲み込んでゆくよ。ひくひくと・・はじめてのバイブはさぞや美味しいんだろうね。また涎のように蜜を溢れさせる。祥子の身体は本当に淫乱だね」
言葉責めを繰り返しながら、少しずつ玩具に添えた手に力を加えてゆくのです。
「だんだん抵抗が大きくなるな、祥子。そんなに締めたらだめだろう。奥までほしくないのかい? さぁ あと一息だ。この大きさでも祥子の熟れた身体なら全部飲み込めるはずだ、ほら」
くいっ・・・僅かに捻る様に押し込んでゆくのです。
「あぁぁぁ・・・ん・・・お・っきぃぃ・・」
ずぅん・・・と一番奥に先端がぶつかりました。
「ずっぽり埋まったな。思った通りだ、どれ」
「あん・・・だ・め・・あぁぁん・・」
くちゃ・・くちゅ・・・男性が玩具を出し入れするのです。
引き出すときは張り出したかりがわたくしの胎内をすべて掻き出し、押し入る時には襞奥の快楽のポイントまで広げ・・・容赦なく嬲ってゆくのです。
「ああ・・・はぁうぅ・・んんぁぁ」
真下に自重も加えて送り込まれる玩具は、わたくしがもっとも弱い奥の壁を何度も何度も・・強く責めるのです。
「祥子、そんなに締めたら動かせないじゃないか。ふふ、あの時もこんな風に花びらをまといつかせて僕のものを締め付けたんだね」
「いやぁぁ・・・みないで・ぇぇ・・」
胎内の圧倒的な存在感がわたしの思考を蕩けさせ、玩具が出し入れされている秘部を男性に見られていることすら失念していました。
吊られた両脚はすでに痺れ微かな痛みをもたらしてはいましたが、わたくしは手首に纏い付く赤い縄に縋るようにして・・・玩具に犯される初めての感覚に耐えていました。
「これだけでそんなに感じていたら、この後身が持たないよ、祥子。相変わらず敏感だね」
そして、ずい・・と改めて奥まで玩具を差し入れたのです。
花びらの奥深くだけでなく、玩具は濡れて大きくふくらんだ真珠の上にまで覆いかぶさっておりました。
「あうっ・・・はぁぁん・・・」
ひと際高い喘ぎ声を上げてしまいました。
男性がスイッチを入れたのです。唐突に玩具が胎内と真珠の上で全く違う動きをはじめました。
「ぁあぁぁん・・・ぃゃあ・・」
うぃん・・うぃん・・・ただでさえ大きな玩具は、うねるようにして花びらの奥をその太さ以上に押し広げてゆきます。
「んぁああ・・・」
びぃぃぃん・・・真珠の上の柔らかな感触はさきほどのプラスチックの小さな卵と同じ動きで、でも舌のようなぬめっとした感覚のまま休むことなくもっとも敏感な淫楽の芽を責め立ててくるのです。
「・・はぁぁん・・やぁぁ・・・」
うぃっ・・・
「そんなに締め付けたらだめじゃないか、祥子。困ったやつだ、力を緩めなさい。玩具が壊れるだろう」
男性の声に・・・わたくしは無意識に収縮させていた蜜壷の力を解きました。
「・・あぁはぁぁん・・ゆるして・・」
うぃん・・・うぃん・・・ 何度も繰り返し呼び覚まされる快感は、わたくしの胎内を男性に犯されているときと同じに蠢かせ、ともすると玩具を押し出しそうになるのです。
ところが吊られた姿勢がそれを許してはくれません。
僅かに浮き上がった玩具は、その重みでまたわたくしの奥まで・・・より深く潜り込んでしまうのです。
「ふふ まだ半分くらいのパワーでしかないんだがな。いいぞ何度いっても、きちんと僕に許しを乞うてからならな」
男性は手の中にあったコントロールボックスを、ガーターベルトのウエストに挟み込みました。
吊られる痛みは真珠を直接責め立てられる快感に溶け込まさせられ・・・身悶えするたびに腕は引かれ・・縄はさらに白い手首の肌に食い込むのです。
「あっ・・・」
冷たいローションの感触がわたくしのアナルに触れたのです。
「や・・めて・・・もう・・許して」
男性が言葉通り・・・わたくしの身体を両方、玩具で犯すつもりだとわかったからです。
「わかっているよ、祥子。経験はあるんだろうが・・・いつもじゃないね、この収縮は。だからちゃんとほぐしてあげるよ」
言葉通り男性の指が、ローションのぬめりをかき回す様にゆっくりとわたくしのアナルを愛撫しはじめました。
「この前はここまで可愛がってあげられなかったからね。きっと祥子のことだ、こちらもすばらしいんだろう。アナルに玩具を入れるのははじめてかい?」
わたくしの顔を覗き込む様に・・・改めて質問するのです。
「・・あん・・・はじめて・・です・ぅ・・」
掠れる声でわたくしは答えました。そう言えば少しでも優しく・・・手加減していただけると思ったからです。
「アナルの経験はあるんだろう」
男性の瞳が好奇心に光ります。
わたくしは・・あまりのはしたない質問に・・・・答えることができませんでした。
「祥子 答えなさい」
男性の指がすっとすぼまりに押し入れられます。
「あうっ・・・はい、ござい・・ま・す」
急な侵入にきゅっと力を入れ、男性の指を締め付けてしまいました。
「だろうな、祥子の熟れた身体を前にして味わいたくないなんていう男がいたら逢ってみたいものだ」
男性は締め付けを楽しむ様に指をそのままの状態で動かしました。
「祥子力を抜きなさい。バイブを壊す気か?」
男性の指とともに締め付けた、玩具の機械音が止まっていたことにも気づいておりませんでした。
「あふぅぅ・・ん・・ぁぁ」
締め付けを緩めるために吐いた息さえ、喘ぎの色を帯びてしまいます。男性の指はアナルの中でゆっくりとまぁるく動いてゆきます。
「このバイブを壊したら、お仕置きとして大根ほどに太いディルドウを飲み込ませるよ 祥子。君のこの締まりのいい花びらが裂けてしまうかもしれない。わかったね、祥子」
大根・・・そんな太いもの・・・入らない・・・
「やぁぁぁ・・・ゆるしてください」
この方が口にするのです。想像も付きませんが、きっとそんな途方もないものすら・・存在するのです。
「祥子、アナルをほぐすのに力を入れたら君が痛みを覚えるだけだ。僕は祥子を傷つけたくない。いいね、感じてもいい。そうだ力を抜くんだ、いくときはちゃんと言いなさい。わかったね」
こんなにはしたない姿のままで玩具による快楽責めを続けながら、男性はわたくしに言い含める様にやさしい声をかけるのです。
「あん・・・は・い・・・はぁぁぁ」
アナルの指がゆっくりと出し入れされます。
引き抜かれ押し込まれる時には少しだけ深く、時にローションを足されながら・・・幾度も・・・根気よく繰り返すのです。
「少しずつだ、こうして柔らかくなってゆく。いいだろう、祥子」
第二関節まで沈めた指を、そのままゆっくりと回してゆくのです。
「あぁぁぁ・・・いって・しまい・・ますぅぅ」
濡れそぼった真珠も、押し広げられた花びらの奥も・・・疲れをしらない機械の愛撫に忍耐の限界を迎えていました。
合わせて妖しいアナルを広げられる感触が、わたくしを追い込んだのです。
「よし このままいけ!祥子」
アナルの指を出し入れしながら、ガーターベルトのスイッチボックスをマックスにしたのです。
「あああああぁ・・・いくぅぅぅ」
男性の塊の姿の玩具に犯されて・・・わたくしはとうとう達してしまったのです。
ムーンナイト・アフェア 12
あまりに大きな玩具の機械的な振動は、わたくしが極めたことによる収縮で動きを止めておりました。ただ・・・わたくしの吊られた姿勢と玩具自身の重さと大きさが、本来であれば押し出して抜けてしまうであろうものを・・・より深く奥まで咥える結果を招いていたのです。
「ゆるし・・て・・・」
立て続けに襲う快感の波に、はしたないほどの声を上げてしまいました。
男性はスイッチボックスを操作して、パワーを今度は2/3ほどに抑えたのです。
「祥子、これならいいだろう。力を抜きなさい、バイブのモーターが焼き切れてしまいそうだ。僕の指もね、アナルで食いちぎるつもりかい」
「ぁっ・・はぁ・・ぁぁぁん」
少しだけ穏やかになった真珠への刺激に、わたくしはゆっくりと上り詰めた身体を弛緩させてゆきます。
うぃん・・・うぃん・・・ あの胎内をかき回すモーター音がまた響きました。
「祥子はいくと奥が飲み込む様に内側に締まるんだよ。その証拠にこんなに深く、太いバイブをくわえて離さないじゃないか」
蜜壷と同時に緩められたアナルもようやく指を動かせるほどになったのでしょう。
熱く火照った狭間に冷たい感触がしたたり落ちてきました。男性がまたローションを垂らしたのです。
ゆっくりと指とアナルの間にローションを馴染ませてから、男性は一旦第二関節まで入れていた指を抜きました。
「ほうっ・・・祥子はアナルまで綺麗なのか。どんな美人でもアナルの中には汚いものが詰まっているものなんだがな。普通は僕が浣腸をしなくちゃこうはいかない。ふふ かすかな汚れすらない綺麗なアナルだ」
ローションのぬめりだけをまとわりつかせた指をライトに晒すのです。
「い・・やぁぁ」
排泄器官と排泄物のことをあからさまに口にされているのです。
それに・・・男性の手によってお浣腸をされてしまうなんて・・・わたくしには耐えられません。
「どれ・・・」
ローションを手に取ると男性は自分の指に・・・中指だけではなく人差し指にまで塗り込めたのです。
「あふっ・・・やぁぁぁ」
一本だけの指で嬲られていたアナルに、男性は2本の指をねじ込みはじめたのです。
「力を抜け、祥子。息を吐くんだ!そうだ」
「あ はぁぁあ・・ん」
男性の指は第一関節を抜け第二関節へ、快感とともに慣らされ順に柔らかくなめされていたアナルは従順に男性の指を飲み込んでゆくのです。
「きつ・・い・・ぁああ・・」
わたくしの身体は花びらもアナルもいままでにないほどに、同時に大きく開かれてゆきました。
花びらは直径5センチを越える男性の塊の姿をした玩具で、アナルは男性自身の2本の指で・・・
「ほら、これで全部おさまった。このままでも凄い締め付けだ。アナルまで淫乱だな、祥子は」
指の付け根までをわたくしのアナルに埋めた男性は、直腸の中で淫らに指を踊らせるのです。
「はぁあぅっ・・・きつい・・ですぅぅ」
赤い縄に吊られた黒のシームストッキングの両脚を動かしても、胎内を薄い肉壁ごしに嬲られる快感を柔らげてはくれませんでした。
かえって胎内の狭い通り道をゆがめ・・・玩具と指を思わぬ部分でしめつけてしまうだけなのです。
「祥子の淫乱な蜜壷の壁ごしにバイブがうねっているのがわかるよ。あぁ・・・こんなにしごかれて、たまらないね。どうなんだ祥子」
拡張のわずかにひりつくような痛みが収まると同時に、ノーマルなセックスではありえない刺激がわたくしを襲うのです。
「あぁああ・・やめ・・て・・・あぁ」
男性はアナルの中の指を・・・蜜壷側の柔肉を指先でこすりあげるようにゆっくりと動かすのです。
「アナルがひくひくと指をよろこんでくわえてるぞ、祥子」
アナルの・・・締め付けのきつい入り口の・・・敏感な内側を擦られる快感だけでなく、まさに内臓をかき回される倒錯的な悦びがわたくしに蘇ってきたのです。
「祥子はここにいままで何本の男をくわえたことがあるんだい?」
ゆっくりとでも手の動きを止めることなくわたくしに質問をします。
「・・・あぁん・・・ふたり・・ですぅぅ・・あはぁぁ」
わたくしはもう羞恥ゆえに、抗うゆとりすら無くしておりました。
「いいコだ、祥子。ごほうびだよ」
男性が少しだけ、わたくしの真珠を刺激する玩具のスイッチのパワーを上げます。
「ぁぁあああ・・・ゆるし・・てぇ」
声がまた一段と高くなってしまいます。
「ほんとうに二人だけなのかい? 祥子のアナルは、ほらこんなにも僕の指を淫らに包み込んで」
またローションが加えられます。くちゅぅ・・・くちゃ・・
「たった二人しか飲み込んでいないわりには慣れているね。よほど念入りにねっとり楽しんだんだね、祥子。そうなんだろう」
男性の指の出し入れが僅かにはやまります。
「・・・ゃあぁ・・あん・・んん」
わたくしが首を振ると引き上げられた白い乳房までが扇情的に揺れるのです。
「否定してもダメだよ、こんなになって。ふふ あぁもういきそうだね」
ついっ・・と男性の指が引き抜かれました。
わたくしの蜜壷の壁が・・花びらが・・・わたくしの絶頂が近いことを男性に告げたのでしょう。
「あまり時間を掛けられないからね。約束通りアナルパールでお仕置きをするよ」
いままでと全く感触のちがう・・・冷たくすべすべとしたものが・・・アナルに押し当てられたのです。
「力を抜くんだ。祥子、わかっているね」
四度ローションを垂らして男性は囁きます。
「はぁぁぁぁ・・・ぁん」
・・・ちゅるん・・ちゅるん・・・
2センチほどのパールが連なっていた玩具なのでしょう。
1つの珠をごとにアナルに衝撃を加えながら胎内に侵入してくるのです。
「・・あっ・・ぁあぁ・・ぁぁん」
・・・ちゅるん・ちゅる・・ちゅるん あぁ・・また
「あと5つだよ」
「・・・はぁ・・ぁぁあああ」
・・・ちゅる・・ちゅるん・・ちゅるん
「あぁ中で・・だめ・・・擦れるぅ」
「力を抜くんだ!祥子」
「・・んぁあ・・はぁぁん」
・・・ちゅるん・・ちゅるん
「あぁぁあああああ・・・」
全てのパールが収まるなり男性はスイッチを入れたのです。
ただのパールの連なりだと思っていた玩具は・・・蜜壷の中の玩具と呼応してわたくしを嬲る・・・淫らな機構をも備えていたのです。
声のトーンが2段ほど高まったのを確認した男性は、花びらに押し込んでいた玩具のパワーをまたマックスまで引き上げたのです。
「だめ・・・あぁぁん・・ゆるし・てぇええぇぇ」
機械的に止まることなく規則的に送り込まれる快感に、わたくしは翻弄されておりました。
胎内を締め付けることではもう抑えられない高ぶりが・・・わたくしを犯し・辱めてゆくのです。
「ふふ さすがにきついみたいだね。バイブが浮き上がってきたよ、祥子は締まりが良すぎるぞ」
そう言って、ぐいと花びらの狭間の玩具を押し込むのです。
「はぁぁ・・ん・・たすけ・・て・・ああぁぁ」
わたくしの腰を・・愛液がつたってゆきます。
「おねがい・・です・ぅ・・ごしゅじんさまぁ・・いかせて・・ください・・ぃぃ」
機械的な振動に嬲られつづけ大きくなった真珠は、甘い微熱すら蓄えてわたくしの身体を責め立てるのです。
ぎし・・ぎしっ・・・ 梁から吊られた2本の縄が、わたくしの身悶えに合わせてきしみます。
既に感覚の遠のいた膝下のことも、わたくしの意志に反して揺れ続ける白いGカップの乳房に注がれる男性の視線も・・・意識からはるかに遠のいておりました。
「おねが・・いぃぃ・・ですぅぅぅ・・・ごしゅじん・さまぁぁ」
膝を閉じようとすれば、それだけ内部をきつく疲れをしらない玩具が抉るのです。
刺激から逃れようとすれば、はしたなく濡れ光る花びらを・屈辱的にアナルを開くパールの玩具を男性の視線に晒すかの様に膝を開くしかないのです。
「だめだ祥子。まだいくんじゃない」
男性はほんの少しだけ、濡れそぼる敏感なわたくしの真珠に加えられていた振動を緩めました。
「祥子、これからアナルパールを1つづつ抜いてゆくからな。ちゃんと声を出して数を数えるんだ。全部きちんと数えられたら逝かせてやる」
あぁぁ・・そんな酷い。
ちゅぽっ・・・ 「ひぃ・・とつぅ・・ぅんん」
ちゅぽっ・・・ 「ふたぁ・・ぁぁあ・ぁつ あぁぁ・・・おねがい・・スイッチを切って」
ちゅぽっ・・・ 「みっ・・つぅぅ・・あぁぁん そのままなんて・・・だめぇ・・ぇぇ」
ちゅぽっ・・・ 「ぁぁん・・よっつぅぅぅ きつぅぅっぃぃ」
ちゅぽっ・・・ 「い・・いぃぃぃ・・つ・つ・ゆるし・・て・・ぇぇぇ」
ちゅぽっ・・・ 「むっ・・つぅぅ・・はぁぁん・・いくぅぅ」 「だめだ!!」
ちゅぽっ・・・ 「はぁぁぁ・・ななぁぁつぅぅ・・だ・めぇぇ」
ちゅぽっ・・・ 「ああぁぁぁ・・・」 「いくつだ?祥子」 「やぁぁ・・っつぅぅぅ」
ちゅぽっ・・・ 「ここのぉぉ・・っぁあつ・・おねが・・い・・いかせてぇぇ」
ちゅぽっ・・・ 「とぉぉぉ・・ぁぁぁああああ」
「息を吐け! 祥子」
「はぁぁぁ・・・・」
熱くなったアナルにまたローションが垂らされ、そして・・・一度抜いたパールをずうぅんとまた埋め込まんでゆくのです。
「あぁぁ・・・・ぅ・・んぁぁぁ」
柔らかくなったとはいえ10個のパールで一気にアナルを犯される衝撃は、想像を超えておりました。
「いけっ!! 祥子」
とうとう許しのことばが男性の口から聞こえました。
アナルパールを根元まで埋めると、花びらに埋められた玩具のスイッチもマックスにして ・・・男性自身で犯すかのように蜜壷に抜き差しをくりかえすのです。
蜜壷の壁ごしにパールの凹凸を、張り出した玩具のかりがしごき上げます。
「ああぁぁ・・いいのぉぉぉ・・・いきますぅぅぅ」
玩具による両穴責めは、わたくしの理性を飛ばし意識を真っ白に染めて・・・快楽に貶めてゆきました。
ムーンナイト・アフェア 13
吊られた脚を下ろされた時、わたくしの膝下は痺れてほとんど感覚をなくしていました。緩む縄が食い込んだ肌から離れる瞬間には、吊り上げられた時と同じだけのひりつく痛みを感じました。
わたくしが達した後、男性は禍々しい塊の姿をした玩具のスイッチを止めて引き抜き、アナルに埋めたパールのスイッチを止めてから、ゆっくりと抜いてくれたのです。
ざぁっ・・・ 浴槽に勢い良くお湯が流れる音がします。
本来でしたら女性であるわたくしがしなくてはならないのに・・・などということを、快感が引き切らず火照りを残した身体でぼぉっと思い返しておりました。
両脚と両手を縛めていた縄は全て解かれ、痕を付けない様にと巻かれていたタオルも外されていました。
ですが、自由になった身体で動き回る体力と気力は、いまのわたくしには残っていませんでした。
ただ痺れた両脚を引き寄せ、露に晒されていた秘部を隠し、手首に赤い縄痕の残る両手で白い乳房を覆って横たわるしかできなかったのです。
いまは、男性はわたくしの側にはおりません。
きっと最初の部屋で縄を捌き、タオルをまとめているのでしょう。
わたしはしばしの微睡みに自らを委ねました。
「祥子起きなさい。そこに四つん這いになるんだ」
男性の命ずる声が聞こえます。
わたくしはようやく・・・身を引き起こしました。
どれだけ時間が経っていたのでしょうか。
脚の痺れは引き、いつもの感覚が戻っていました。
膝の裏と手首には、まだ少し熱を持った痕が残ったままでした。
「聞こえなかったのか、祥子。四つん這いだ」
黒のボクサーショーツだけの姿になった男性が、ベッドサイドに立っていました。
わたくしは男性の方に頭を向けるようにして・・・獣のポーズをとりました。
「ふふふ 祥子はいいコだ。僕の望みがちゃんとわかってるな」
ベッドぎりぎりに近づくとボクサーショーツを下ろして、半ば昂っている塊をわたくしの唇に押し付けるのです。
ぺろっ・・・ぺちゅ・・ わたくしは舌を突き出すようにして、男性の先端を舐め上げました。
どれだけ我慢をしていたのでしょう。その先端は熱く・・・淫らにぬめる液体でコーティングされていました。
「ぁふ・・ん・・」
ぺちょ・・・くちゅ・・・ 幾度かの舌の往復で、大きく張り出したかりの根元から先端に向けて舌を走らせます。
巻き舌のようにさせながら、男性の裏側の合わせ目を・・・。
よりぬめぬめとした舌の裏側をつかって淫猥なスロープを描く先端の上側を・・・。
左右は首を傾げながら舌先をひねるようにして・・・一旦はかりの裏へ舌先を這わせそれから先端までを舐め上げるのです。
「はぁう・・・んくっ・・・」
幾度もの容赦のない絶頂は、わたくしの貞淑ささえも幾重にも剥ぎ取ってゆきました。
男性の先端の香りを全て舐め尽くすと、わたくしは唇を花びらのように窄めてゆっくりと塊を沈めていったのです。
一度も男性から要求されてもいなかったのに。
「キスでさえああだったからな、祥子のフェラはさぞかしいいだろうと想像していたが。うっ・・ 誰に教わった?」
わたくしは男性を口腔に収め、唾液を溜めたままで首を横に振りました。
「そうだ、ゆっくりと喉奥まで飲み込め。ふふ そんなに舌を絡めて美味しいか?」
いまは完全に大きく・堅くなった塊がわたくしの喉奥までを犯すのです。
「あぁ・・・いいぞ。若いやつならこれだけでいってしまうだろうな」
ちゅ・う・っく・・ 唾液を満たした口唇をすぼめたままで、男性の裏筋の上を舌を左右に振る様にしながらゆっくりと頭を引いてゆきます。
ちゅ・ぽっ・・ 飲み込むときは、上あごにそって舌をゆっくり左右に捻る様に動かしながら・・・途中で喉に入りやすい様にくるりと舌の位置を返すのです。
「今夜は祥子だけを責めて、そのまま帰そうと最初は思っていたんだ。僕は服を一度も脱がずにね。ふっ だが責めていて気が変わった。あの夜出来なかったことを全て試したくなった。縛るだけじゃなくてね」
男性の手がわたくしの柔らかな黒髪を両手で掴み、激しく塊を突き上げはじめました。
「僕のこいつがそれじゃ納まりがつかなくなった。祥子を欲しがってる。あの夜は時間がなかったが、今夜は別だ」
いつ爆発してもおかしくないほどの昂りを、わたくしの喉奥に突き入れるのです。
舌には先端から溢れた先走りが流れ出し、男性自身の動きで塗りこめられるのです。
「祥子の口。祥子のアナル。そしてもう一度祥子の一番奥まで犯してやる」
男性の手に力が籠ります。わたくしの頭を抑え込むようにして、唇から塊を抜き出しました。
「祥子、僕を見るんだ。そう・・それでもう一度舐めてごらん。眼をそらさずに」
男性の手がわたくしの髪を後に引きます。男性を見上げるために、わたくしは揃えた脚の上に僅かに腰を落としました。
「くぅふっ・・ぁふん・・」
ぺちゅ・・・ 喉奥まで突き上げた男性のイラマチオで、わたくしの瞳にはうっすらと涙さえ滲んでいたのでしょう。
「そうだ、祥子。その眼だ。こんな風に犯されているのに、なお男をそそるその表情。何度も何度でも僕のものにしたくなる」
わたくしをここまで自由にしてまだ・・・足りないというの・・・
欲情の滲む言葉でわたくしを嬲る男性と視線を合わせることができなくなって、思わず瞳を伏せてしまいました。
「だめだ。僕を見ていろと言ったろう祥子」
指に絡めた髪を掴む手を、一段と強く引くのです。
「あっ・・んん・・・ごめ・んなさ・・い」
ふたたび男性を見上げました。
唇を塊に引きつけ舌先を出して首をかしげ・・・れろれろと塊の側面に舌を這わせます。
「そうだ。キスで僕の舌に絡めた様にそう、そうだ。ふふ いいぞ。祥子の男をそそる表情と性器のような口唇。鞭を浴びた様に赤い痕の残る白い背中と黒のガーターベルト。その先の真っ白な尻まで、いい眺めだ」
わたくしは気づきませんでした。男性の眼にわたくしの姿がそんな風に映っていたなんて。
「もう我慢できないか、祥子。そんなに腰を振って」
「いやぁ・・・」
ストッキングのかかとの上に落とした腰を羞恥に満ちた言葉に嬲られて・・・無意識の内にもぞもぞと動かしていたのです。
「僕も若くはないからな3度は無理だ。だから祥子に選ばせてやる。どこに出してほしい?」
仁王立ちになった男性はわたくしを見下ろして言うのです。
「祥子のこの口か?」
ふる・ふる・・首を横に振ります。
「それともこの間と同じ締まりのいい祥子の蜜壷か?」
ふる・・ふる・・そんなこと選べません。
「拡張したばかりのアナルがいいか?」
やぁ・・・だめ
「どこも嫌なのか、祥子。せっかく選ばせてやろうと言っているのに、ん?」
これ以上犯されるなんて・・・わたくしは首を横に振り続けました。
「それとも祥子の3つの穴に全部欲しいのか。やっぱり欲張りで淫乱だな、祥子は」
そんな・・・違いますぅ
「祥子 口をあけろ!!」
質問の間ひくつき、先端に汁を滲ませた塊をわたくしの口に押し込みました。
「うぐっ・・っく・・・」
わたくしの髪ごと頭を両手で掴み、男性の思うがままに激しく前後に動かすのです。
「そうだ。まったく祥子の口は性器だな、絡み付いて。うっ・・・いいぞ」
わたくしの舌はもう男性の裏筋を支え・・そのまま這わせてゆくだけの余裕しかありませんでした。
代わりにわたくしの上あごの・・・ざらつきが、引く男性の敏感な先端を胎内の数の子天井と同じように刺激しつづけるのです。
「ふ・・ぁっあぅん・・」
奥に突きいるごとに男性の太ささえ増してゆくようです。
上顎を滑り喉を塞ぐほどに深く、言葉通りわたくしの口唇を犯し続けるのです。
「祥子、美味しいか?」
男性の声は快感に僅かに上ずっていました。
「ん・・・んぁうっく・・・」
返事をしたくとも、犯されつづけているわたくしは声を満足に発することすらできなかったのです。
「そうか、もっと味わわせてやる。ほら!!」
答えようと動かした舌のぬめりが、男性を一層昂らせたようでした。
「くぅ・・ん・・っくふ・・」
口腔は唾液と男性の先走りとでぬとぬとと濡れ・・・はげしい塊の動きはわたくしの唇の端から淫らな香りのその液体を滴らせさえしたのです。
「いくぞ 祥子! 飲ませてやる!!」
ずくっ・・ずん・・
「いくっ!!!」
ずっん・・ 喉奥を突き破るほど強く3度突き入れると、塊は熱い精液を噴出させたのです。
「ふっ・・・んくっ・んく・あ・・はぁ」
最初の脈動を口内へ、そのあとの噴出はわたくしの顔を襲いました。
鼻筋に頬に・・・男性の熱い・・・白い精液がふりかかります。
そうされながらわたくしは、口腔に放たれた精液を一生懸命飲み込んでいたのです。
「こんなになっても祥子は綺麗だ」
三度男性は髪を後に引き、わたくしの顔を仰向けさせます。
「精液を浴びてもまるで汚れをしらない聖女のような表情で男をそそる。身体はこんなに淫らに反応しているのにな」
「あうっ・・・」
男性の左手がふいにわたくしの乳首を捻ったのです。
「フェラチオをさせられただけでこんなになるなんて。なんて淫乱なんだ、祥子は」
わたくしの唇に吐出しても、男性はまだわたくしへの責めを止めようとはしないのです。
「こちらを向け、祥子」
顔を伏せようとするわたくしをもう一度仰向けさせると・・・優しくティッシュで頬の鼻筋の・・・精液を拭うのです。
その指先の優しさはこれからの責めにおののいていたわたくしを、ほんの少しだけ・・・ほっとさせたのです。
ムーンナイト・アフェア 14
わたくしの口元に、男性は無言のままで精液にまみれた塊を差し出しました。唇をそっと開けて、差し出した舌先で先端に滴りそうになっている液体を舐めとり・・・そのまま塊を口に含み舌を万遍なく這わせ・・・塊の奥に残っているであろう精液までを吸い上げて・・清めたのです。
「そのまま待つんだ」
正座をし、男性を見上げるように顔を仰向けた姿でわたくしは待ちました。
ボクサーショーツを引き上げると、男性は最初の部屋に戻ったのです。
そして・・・
「・・・いやっ・・」
間もなく戻って来た男性の手には、二つの卵状のプラスチックがついたローターと医療用のテープが握られていました。
男性はわたくしの全てを犯すと・・・言っていました。
ベッドにわたくしが吊られた時のままに置かれていたのは、2本の赤い縄とローションのボトルだけでした。
「・・・やめて・・もう括らないで」
縛められ・動きを押さえ込まれて苦痛を快楽に変えられるあの記憶が・・・わたくしに蘇ります。
「せっかく従順になったとおもったのに、もう逆らうのかい。祥子は」
そう言いながら、怯えるわたくしの表情を見つめる男性の顔には満足の笑みが浮かんでおりました。
その手は一本の縄を捌きはじめたのです。
「・・・ゆるし・て・・おねがい。もう・・逆らわない・・だからくくらないで」
「大丈夫だよ、祥子。もう吊ったりはしないよ」
片頬を上げたまま男性が縄を二つ折りにします。
「これは君が強情を言って僕に切らせたからブラの替わりだ」
「そんな・・・替わりのランジェリーはあるって・・・」
「祥子なにか誤解してないか?これはお仕置きなんだよ」
しゅるっ・・・白い乳房の上に赤い縄を二重に巻き付けます。
二つの膨らみの間で一つ結ぶと、次は自らの重みで撓む白い乳房の下に・・・そして縄尻で最初の結び目にきつく下の縄を引き上げる様に止め付けるのです。
「あうっ・・んふ・・」
縄に挟み付けられ・はり出したGカップの膨らみは、ランジェリーのサイズ以上の存在感を主張していました。
「祥子には縄が良く似合う。責めがこれからなら股縄もかけたいくらいだよ。邪魔だからいまはしないがな」
白い肌に黒のロングヘアと黒レースのガーターベルトとバックシームのストッキング・・・そして赤い胸縄。
隠すことも許されない太ももの間の漆黒の茂みさえ、どれほど淫らに男性の視線を誘惑していたことでしょう。
「・・・みないで・・」
わたくしは自由なままの両手で、とっさに乳房と茂みを隠そうとしてしまいました。
「だめだ!祥子。両手は身体の両脇に垂らしておくんだ!!そう、そのまま」
なんのために・・・どうして・・・
それ以上に男性の視線に籠る力が、わたくしを一層辱めます。
「どうして両手を自由にしておいたかわかるかい、祥子」
そんなこと・・想像もつきません。
「これから君に与える快感を堪えるのに、シーツぐらいは掴ませてあげたいと思ってね。後ろ手に縛り上げる方が好みなんだが、それだともっと手首の痕を酷くしそうだからね」
男性はわたくしをどのように嬲るというのでしょうか。
後ろ手に縛り上げた手首に縄が食い込むような・・・責め。
「だからわかっているね、祥子。手で抵抗しようなんてするんじゃない。おとなしくしているならこれ以上縛りたくはないんだ。人目につく部分に痕が残るのは君も困るだろう。いいね」
怯えながらも・・・わたくしは素直に頷いたのです。
「ベッドから下りてそこに膝をつきなさい。上半身はベッドに倒すようにして、そうだ祥子、腰をあげるんだ。もっと!!」
言われるがままに上体を伏せてベッドのへりに腰が来る・・はしたない姿になりました。
「苦しいだろう。枕をつかいなさい」
男性はわたくしの顔を左に向けると、頭の下に手にした柔らかい枕をあてがってくれました。
「そうだ、いいこだ祥子。腰も少し上げてごらん」
わたくしは膝を伸ばし腰を少し上げました。
すっ・・腰の下に差し入れられたのは、先ほどよりも少し堅い枕です。
「いい眺めだよ、祥子。祥子の淫らな部分が丸見えだよ」
枕で少し高くなった腰は真後ろから見る男性に・・・全てを晒していたのです。
「いやぁぁ・・・みない・・で・・」
逆らうな。そう命じられたわたくしに出来たのは、男性の視線を逸らす為に腰をもじつかせることだけでした。
「ふふ そんなに腰を振っておねだりかい、祥子」
「やぁぁぁ・・・」
「祥子、こっちをご覧」
男性がわたくしの左側に片脚をかけています。
首だけを巡らせて声のする方に振り向きました。
「さっき祥子の口でしたばかりなのにもうこんなになっている。祥子のせいだよ」
男性の黒のボクサーパンツの前は、ひくひくと震える塊のシルエットを露にしていたのです。
「さすがの僕でもこんなに早く回復したのは久しぶりだよ、祥子。僕を昂らせる女なんて久しぶりだ。うれしいよ」
わたくしの仕草はどのようなものも、男性の劣情を煽るだけのようでした。
「・・やめ・・て・・みないで・・ぇぇ」
抗う気力は・・・もうありませんでした。
ただ羞恥が、わたくしの口からすすり泣くような言葉を絞りだしたのです。
「その声すら僕を昂らせるんだよ、祥子。ビデオや写真は撮れなくても、せめてMDで祥子のその淫媚な声だけでも録音しておきたいものだ」
そんなこと・・・
「しない・・で・・おねがい」
「喘ぎ声でなくても、いまのその声で十分僕は勃起させられてしまうだろうさ。安心しなさい、祥子。僕は君が僕のものになるまでそんなことはしない。もちろん祥子に内緒で盗み撮りするような卑劣なこともしないよ」
「あぁぁ・・・ゆるして」
この声すらもだなんて・・・・
男性の言葉がわたくしの全てが、セクシュアルに牡の本能を煽り立てる淫らな存在だと・・・断定されてしまったのです。わたくしがはしたない女だと。
「もう花びらに蜜が溜まっているよ、祥子。ふふもう滴っている」
くちゅ・・男性の指がわたくしの愛液をすくい取る様に、真珠から花びらに向けて人差し指を撫で上げます。
「あぁぁん・・」
フェラチオの間放置されていたとはいえ・・・あの激しい責めの余韻はわたくしの身体に甘い火照りとして残っておりました。
男性の指はその疼きを一瞬にして快感に変えてしまったのです。
「動くんじゃない」
ぱしっ・・・白く張りつめた腰に男性のスパンキングが浴びせられます。
「あぅっ・・・」
次の瞬間冷たい粘液がわたくしのアナルに垂らされ・・・指が蕾を揉みほぐしはじめました。
「祥子のアナルは従順だね。まだこんなに柔らかいよ」
すぅっと・・・男性の中指を飲み込んでしまうのです。
「いやぁぁ・・・」
「力を入れるんじゃない!祥子」
中に入れた指をまぁるく回す様に動かすのです。
「はぁぁああん・・や・・ぁ」
内臓の奥深くまでを玩具と指で嬲られた密やかな蕾は、わたくしの意志を無視して男性の指が再び与える快感を求めて蠢いてしまうのです。
きっとアナルだけではなかったにちがいありません。
ベッドに押し付けられた縛められた白い乳房の先端のさえ、わたくしに肉欲に悶えてみせろと淫らな快感を突きつけて要求するのです。
ムーンナイト・アフェア 15
「ほら・・こんなにして。はしたないね、祥子は。力を抜きなさい」1本だった指を2本に増やし・・ローションを加えて・・・くちゃ・・ぴちゃ・・と・・・男性の指はわたくしの身体から、何度も何度でも快感を引き出すのです。
「・・ぁああぁぁん・・はぁ・・んぁ」
快感に合わせて締め付けることも許されず、わたくしの身体は花びらの奥から愛液を溢れさせ続けました。
「アナルでもいい声で啼くようになったね、祥子。その声・・びんびんと響くよ」
男性はうっとりとした声音で、わたくしの淫らさを言葉にします。
2本の指は、ゆっくりとした出し入れから胎内で捻るような動きに・・・そして指を中でV字に開く様に・・蠢くのです。
「はぁっ・・・いたぁ・ぁぁぃ・・」
慣らすためではなく拡張するための動きは、これほど時間をかけられてもまだわたくしにぴりっとした痛みを与えるのです。
「力を抜きなさい。そう、もう一度だ」
「ぁっ・・ぁはぁぁ・・ぁ・・ゆるし・・て・・」
男性は付け根まで入れた指を、開いた状態のままでゆっくりと引き抜きます。
指先が内臓をゆっくりと擦りあげ、同時にアナルをゆっくりと開いてゆくのです。
「仕方がないね祥子は、どうしてそんなに締め付けるんだ」
男性の開いた指をすぼめてしまうほどに、わたくしのアナルはきつく反応しておりました。
「感度がいいのも困ったものだ。愛液がこんなに溢れているんだから、感じているんだろう、祥子」
すぼまりに入れた左手の指の動きを止めることなく、男性は右手をぷっくりと膨れた真珠に這わせます。
「はぁぁん・・いいぃぃ・・」
アナルを愛撫されることで響きつづけていた・・疼くような快感を溜め続けた真珠は、わたくしに体内を抜けるような悦びを突きつけたのです。
「こんなにして。ふふ アナルが余程気に入ったと見える。僕の前にここを与えた男達にも今みたいな淫らな声を聞かせたのかい、祥子」
片手で花びらに溢れる蜜を真珠になでつけながら、もう一方の手はアナルをすこしづつ拡張してゆくのです。
「いやぁぁ・・・そんなこと・・言わない・・・でくだ・・・さぁぁぁい」
他の男性との淫らな複数での行為までも・・・<彼は知っている>と言われたような気がして、わたくしは一層羞恥をかき立てられてしまいました。
「アナルばかりに気がいくから、ついきつく締めてしまうんだな。こうしていると随分素直じゃないか。それとも真珠にローターを当てたらもっと素直になるのかい、祥子」
「いやぁぁぁ・・・しないでぇぇぇ」
絶頂を迎えても動きを衰えさせない・・・うずらの卵ほどの大きさのプラスチックの塊の振動は、わたくしの理性を怯えさせるのには十分だったのです。
丹念な男性の秘めた部分への愛撫に加えて、終わりのない無機質な快感を与えられつづけた経験は・・・これまでのわたくしにはなかったからです。
「わかったよ、祥子。そんなことはしないさ。怯えるんじゃない、また締まるじゃないか」
表情に浮かんだ怯えに気づいたのでしょうか。
わたくしの怯えさえ快感に混ぜ込むように、右手の真珠を嬲る動きを早めてゆきます。
「ほらもう痛くないだろう、祥子。こんなに柔らかく指に吸い付くようになってきたよ」
広げた指を捻る様にして、抜き出してゆきます。
「あぁぁっ・・んんぁあ・・だめぇぇ・・・」
真珠とアナルから送り込まれる快感に、花びらは内側を押し広げる熱い塊を欲して・・ひくひくと愛液を溢れさせるのです。
それに気づいたのでしょうか。真珠を撫でる右手の快感が、男性の親指による花びらへの浅くもどかしい愛撫に取って変わられました。
「どうだ、祥子」
男性の声とともにまたローションがアナルへ滴らされ・・・男性の指が3本に増やされたのです。
「あうっ・・き・つぅぅぃ」
引き裂かれるような痛みはもうありません。
ただ・・経験したこともないほどに大きな異物を、押し込められているような圧迫感と恐怖感だけがわたくしを襲いました。
「僕のは祥子も知っているように大きいからな。ふふ、このくらい拡張すれば入るだろう」
男性はそれでもわたくしの身体の反応を探る様に、ゆっくりと指を進めてゆきます。
「おっき・・ぃぃぃ、はぁぁん・・だめぇぇ」
第二関節を埋めるほどに突き入れ・・引き抜かれる動きに、わたくしのアナルはなす術もなく犯されておりました。
まさか一晩の内に全てを求められるとは思ってもいなかったのです。
綺麗に・・・清めていたのは・・身体を差し出すかもしれないという予感に、嗜みの一つとして行っただけのことでした。
男性を受け入れるため・・・これほどの拡張には、その襞を柔らかくしなやかに添わせるほかはなかったからです。
「いいぞ祥子、そうだ。ふふ こんなに感じて・・可愛いよ。親指さえ吸い込まれそうだよ」
アナルに左手の3本の指を、花びらに左手の親指を同時に抜き差しし・・・右手は親指の動きで汲み出される愛液にぬめる真珠の上を滑ってゆくのです。
「あぁん・・だめぇぇ・・いっちゃぅぅぅ」
たった1人の男性の指戯に、わたくしの身体は秘めた場所を嬲り尽くされ・・翻弄されてしまいました。
「いきなさい、祥子。いけ!!」
指の動きをはやめた男性は、あっけなくわたくしを頂きに押し上げたのです。
「あぁぁぁ・・・いっ・くぅぅぅ」
自由な両の手で枕元のシーツを握りしめ・・・わたくしは絶頂を迎えてしまったのです。
なのに・・・ここまで嬲られてもまだ許されはしなかったのです。
「あっうっ・・・」
頂点で収縮しきった胎内のひくつきをその指で確かめた男性は、次に訪れる弛緩をはじめた一瞬を狙って・・・わたくしのアナルを昂り切った塊で貫いたのです。
「くぅっ・・いいぞ、祥子。この感触たまらない」
うめく様に漏らすと、男性はまるで花びらを犯すのと変わらぬ激しさで・・アナルへの抜き差しをはじめました。
ベッドに俯せにされていたわたくしの視界の外で、男性の塊は熱く・堅く・昂っていました。そこには男性自身から溢れる潤みだけではなく、たっぷりのローションさえまぶされていたのです。
「あっ・・あ・あぁ・あん・・やさし・くぅぅ・・ぅ・・」
長く反り返った塊は、わたくしの奥深くまで大きな動きで犯してゆくのです。
その動きは、<試す>などというものではありませんでした。
幾度も押し入られる感覚に、収縮を繰り返す入り口と自らの意志では動かすことさえ叶わない内臓の壁が、それでもやわやわと男性の張り出したかりとごつごつと血管の浮いた幹へと添おうとするのです。
「はぁあ・・ぁん・・あっぁああ」
いままで・・・二人の方に合計3回犯された経験さえ薄れてしまうほどに・・今宵一夜でわたくしの胎内は信じられないほど開発されていたのです。
「内臓まで絡み付くな、祥子は。どうだ、排泄器官でまであさましく感じるなんて。なんてはしたない女なんだ」
「あぅっ・・・」
パシッ・・・右の腰にスパンキングが飛ぶのです。
白い腰の中と外からの両方の刺激に、わたくしはぴくん・・と男性の塊に貫かれ動かない腰をなおもひくつかせてしまうのです。
「祥子、どうなんだ!きちんと答えるんだ!お前はアナルで感じるあさましい女なのか?」
ぱん・・ぱん・・ぱん・・ぱん・・リズミカルに。快感を汲み出すように。
わたくしを責める男性の腰の動きはますます早くなってゆくのです。
「はぁぁ・・ん・・いえ・ませぇ・・ぁん・・あぁぁん」
白い肌に赤い胸縄を掛けられ・犯されていることだけでも、シーツを掴み耐えていなくてはならないほどなのです。
なのに・・・なお・・わたくしに、自らの口から羞恥の言葉を吐けと男性は命ずるのです。
「いつまでもアナルを抉られていたいのか、祥子。そんなに気に入ったのか!ここが」
より深く・・奥まで・・・男性の赤い手形がつく白い腰に男性の茂みが擦れるほど深く・・・止まるところのない内臓を男性の塊は犯し抜いてゆくのです。
「い・・やぁぁ・・はぁん・・ちがい・ま・すぅぅ」
こんな・・激しい行為を長く続けられてしまうなんて・・・あぁ・・耐えられない。
「言え!!祥子 言うんだ わたしはアナルで感じる浅ましい女ですと言え!」
パシッィィ・・パシッ・・ 最奥まで突き入れた塊をこねる様にして周囲の壁を先端で味わいながら、スパンキングを繰り返すのです。
「ゆるしてぇぇ・・・あぁぁ・い・いまぁ・すぅ・・」
スパンキングの一打ちごとにわたくしのアナルは収縮をつづけ・昂り内臓の中でひくつく塊の輪郭さえわかるほどに蠢いてしまいます。
「・・はぁ・・わたくしはぁ・・あん・・アナルで・・感じる・・あさましぃ・・ぁあ・・おんな・で・すぅ・・・」
淫らな言葉を口にさせられて、わたくしははじめてアナルだけを犯されて・・・達してしまったのです。