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うたかたの夢 3

「やめて・・・くだ・・さ・い」 
かすれたような声でしか抵抗出来ませんでした。
突然に差し入れられた男性の手を防ごうと・・・太ももに力を込め閉じあわせようと必死でした。
クールビズの男性は手のひらの厚み分だけの隙間をつくろうと何度も、合わせ目やオープンクロッチの素肌があらわになった太ももにを軽く爪を立てたるのです。
赤くなってうつむくわたくしがなにを堪えているのか、紺のスーツの男性にはわかっていたのでしょう。
「ぁぅっ・・・」 
つっと伸ばした指先で、感じやすい左の乳首をひねりあげたのです。
わたくしは声をあげずに堪えるだけで必死でした。
  
地下鉄の乗客がたくさんいる車内で、突然与えられることなんて考えられない・・・あまりの衝撃でした。
ふっと・・・力が抜けてしまった膝を男性の容赦ない手が隙を逃さずこじ開け、花びらを覆うやわらかい狭間に向かって這い登ってゆきます。
「こんなに濡れてたら。それは恥ずかしいよね」 
痛みと快感で上半身を倒してしまったわたくしに、目の前に座る男性がささやくのです。
男性の左手はわたくしのタイトスカートの中にすっぽりと入り込み・・・指先ははしたなく愛液を溢れさせる狭間に・・・ほとんど届いておりました。
 
「ぃゃぁぁぁぁ・・・・」 
わたくしはあわててもう一度、太ももに力を入れて男性の手の進行を阻止しようとしました。
「おとなしくしてください。さもないとこのままスカートをまくり上げますよ」 
好色そうな眼で羞恥に耳までも紅くしたわたくしを見上げながら、またも卑劣な脅しを繰り返すのです。
「週末の夜遅くの地下鉄に、パンティだけを着けないでガーターストッキングだけで一人で乗り込んでいるなんて、祥子さんは立派な痴女なんですね」
酔いのまわった恋人を助ける様にしてわたくしの上半身を引き起こした隣に立つ男性は、わたくしの耳もとに繰り返すのです。
「ちが・・・う・・わ」 
弱々しく首を振るしかありません。
「何が違うっていうんですか。こんなこと言われてそれだけでまた・・・ほら・・・溢れさせてるくせに」 
柔らかで湿った狭間を楽しむように指を遊ばせるのです。
「こんなにフェロモンをまき散らして、酷い女性だ。これじゃどんな男でもこんなふうに触れずにはいられないさ」 
隣の男性はわたくしのまわりの空気を、深呼吸をするように吸い込んでみせるのです。
男性の右手は、時折しっとりと脂肪の乗った丸ぁるい腰肉に指をくいこませるようにしながら・・・わたくしの腰をスカートの上からいつまでもなぞるのです。
「これで痴漢呼ばわりされたら、男の方が気の毒だよな」 
スカートを少しだけ引き上げるようにして、籠った香りを楽しみながら前の男性は指を強引にすすめるのです。
「ぁはぁっ・・・・んんん」 
ぬるぅんと指先が合わせ目に入り込みました。
くちゅっ・・・・中指を曲げるような動きで、わたくしの大きく潤った真珠をなで上げます。
「くっん・・・ぁあ・・はぁぁ・・・」 
車内であり得ない場所を直接触られて・・・送り込まれる快感に唇を噛んで喘ぎを堪えるのが精一杯でした。
「柔らかくて肉厚なんですね。くすっ 祥子さんてば」
「んくぅぅぅ・・・ちがい・・まぁ・・すぅぅ」 
前に座るクールビズの男性の手のひらは、わたくしの太ももにはさまれてこれ以上は進みません。
丁度指先が真珠と花びらの表面をなでる位置で止まり・・・何度も指先だけを前後に動かすのです。
「んっぁ・・・ぁは・・ぁぁ・・・」 
快感から逃れようとわたくしはつい腰を動かしてしまいました。
今夜・・・蝉時雨の庭で責められ何度も達して・・・その余韻もおさまらない身体を、電車の中で人目を気にしながらの微妙なタッチで嬲られ続けるのです。
「おとなしくしないからですよ。祥子さん」 
ちゅ・・・くちゅ・・男性の指が動くたびに響く淫媚な水音は、後方の男性の耳までは線路の音でかき消されて届かないようでした。
「いけないひとですね。聞き分けがなくて」 
そう言うと隣の男性はわたくしの身体の向きをわずかに連結部のほうに向けたのです。
そして左手はつり革につかまったままに・・・後からぴったりと身体を押しつけ、そして恋人同士が戯れているかのように右手をわたくしの肩先から胸元に下ろすのです。
「ぃゃぁぁ・・・」 
わたくしの腰には既に熱く滾っている男性の塊が押し付けられました。
さりげなく下ろされているような胸元の手は、人差し指と中指の間に堅くしこりたつ先端を挟み込んでいるのです。
「そうして腰をうごかしてくれると、気持いいですよ。くっくっくっ」 
耳元でスーツの男性が囁きます。
その一言でわたくしは身じろぎをすることもできなくなりました。
 
次の駅が近づいてきました。減速する車両がそのことを知らせます。
 
「さあ 祥子さんの繁みを見せていただきましょうか」 
目の前に座るクールビズの男性がとんでもないことを言い出すのです。
「はやくしないとホームに溢れる人に、祥子さんの痴女姿を晒すことになりますよ」 
次の駅は多くの人が乗り降りするこの路線でも有数のターミナル駅でした。
「それとも 祥子さんは見せつけたいのかな?」
「ちがいます・・・恥ずかしいことは・・あん・・やめ・・て・・くださぁい・・ぃぃ・」
「いまなら彼だけが楽しむだけですよ。いいでしょう」 
クールビズの男性の手がスカートの前裾をそろそろと引き上げてゆくのです。
駅に近づく振動を堪えるために片手は手すりへ、もう一方の手は紺のスーツの男性に後手に押えられてしまっていたのです。
後に立つ男性からも、前の男性からも顔をそらせました。窓に映り込んでしまうであろう自らの姿からも眼を背けるしかありません。
オープンクロッチの花びらから溢れ出した愛液に濡れた、むき出しの太ももがエアコンで冷やされた空気に直接ふれます。
「いい眺めですよ。祥子さん」 
ふうっっと繁みにかけられた男性の熱い息に・・・ぴくん・と身体をふるわせてしまいました。
「手触りだけでなく見た目も柔らかくてしなやかなんですね」 
手でさらっと表面をなでるのです。
 
次の駅に到着するアナウンスが流れました。
「おねがい・・です・・もうやめ・・・にして・・・おねがい」 
手すりを掴む指が白くなるほどに羞恥心を煽られて、わたくしは男性に哀願するしかありませんでした。
ぬるぅっ・・・・ 
男性の2本の指が柔らかな狭間に侵入し・・・真珠と花びらを数度擦りあげました。
「・・・ぁぁああぁ・・・」 
車窓がホームの明かりでわたくしの姿を映さなくなる寸前に・・・敏感な真珠を撫でる男性の指で、地下鉄の車内で淫らに登り詰めさせられてしまったのです。

ターミナル駅に到着し周囲の乗客が動き出すのを見て、紺のスーツの男性は登り詰めた余韻にほうけているわたくしにバッグを持たせて連結部のドアの中に引き込みました。
 
発車を伝えるアナウンスが流れる中、車両は多くの乗客で埋まってゆきます。
わたくしは連結部のドアの窓に背を押し付ける様に立たされたのです。
「なにをするんですか」 
騒音を押さえるために密閉度を高めたドアとドアの間にいても、声は漏れてしまいそうです。
こんな状態の身体を他の方に知られたくなくて小声で抗議をするしかありません。
「いや なに、我慢ができなくなってしまったんですよ」
 
がたん・・・動き出した電車の振動とともにGジャンの下に着ているわたくしのピンクのカットソーをまくり上げるのです。
「ふふ 情熱的な恋人なんですね」 
数日前に3人の男性に付けられた胸元から首筋までの濃紅の痕を、この男性にも見られてしまったのです。
「やっぱりこんなに大きいんだ。やわらかいな」 
紺の地にピンクの花を散らしたレースのブラに手を差し込んで、わたくしのGカップの乳房を引きずり出すのです。
「やめて・・・あん・・・はぁぁん・・だめぇ」 
男性は左の乳首を口に含み舌でねぶりながら右の乳房まで引き出します。
 
「あと5つでしょう、降りるまで。僕を満足させてくれないと降ろしてあげませんからね 祥子さん」 
上目遣いでわたくしの顔を見ながら今度は右の乳首を甘噛みするのです。
「あうっっっ・・・」 
電車の振動と騒音をダイレクトに伝える連結部での痴態に・・・声を押し殺すことさえ次第に困難になってきました。
「ほら、もうこんなになってるんですよ」 
男性はわたくしの左手を彼の熱い塊に導きます。
それは脈打ち、信じられないほどに堅くそして長く反り返っていたのです。
「祥子さんの手のひらも気持いいんですね、でも今夜は手じゃだめです」 
男性はわたくしのタイトスカートの裾をまくり上げます。
「先ほど彼に楽しませたここで・・・僕にも楽しませてください」 
ぐい・・とわたくしの腰を引き寄せました。 コメント
「FC2へようこそ」…ってカンジかナ。
なんか貴女の前のトコ、
オレどーも馴染めずあんまし行かなかった。ごめんネ。
やっぱこっちだとネ、来やすいヨ。
エロチックなジャズと美味しいコーヒー、
オレの指と貴女のカラダで遊びまショ。大人らしく。

2006/01/26 02:26| URL | ウルフ  [Edit]
ウルフ様
お越しくださってありがとうございます。
まだお引っ越しの途中ですが
完了しましたら、ウルフ様のブログにもご挨拶にまいりますね。
どうぞこれからよろしくお願い申し上げます。

2006/01/26 16:42| URL | 祥子  [Edit]
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