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SnowWhite 55

太ももを伝うぬめりは白絹の長襦袢を濡らしてしまいはしないかと・・・気がきではありませんでした。先ほど高梨さんにつまみ上げられた乳房の先端は、滑らかな絹地の感触さえ疼きを与えるほどに敏感に立ち上がっておりました。
そして口唇は・・・ねぶるほどに大きさを増すかの様な高梨さんの皺袋の中身さえ・・・欲しはじめていたのです。

「もう、いいぞ。」
幾度も顔を傾げ・・・いつの間にか瞳を閉じて・・・わたくしは無心に高梨さんをねぶり続けていたようです。
満足げな彼の声に、ゆっくりと唇の狭間からやわらかな皺肉を解き放ち・・・羞恥に顔をうつむけて次のご命令を待ったのです。
「そんなに、美味しかったのか?」
「・・・はい」
高梨さんの声に、淫媚な響きが交じっていることはわかっていました。冷静にカメラを構えていたこの方には、わたくしの淫らに染まってゆくからだの様子など・・・全てお見通しだったことでしょう。
前に立つ高梨さんの着物は、もう元の通りに全てを覆い隠しておりました。
ただ一カ所・・・先ほどまでわたくしの唇と顔を辱めていた部分に盛り上がりを見せて居る他は何一つ今日の昼間の彼と変わるところはなかったのです。
「さぁ、次はどうするかな。」
そう口にされた時には、もうお気持ちは決まっていた様です。
いつの間にか手にされたリードをくい・・・と、立つんだというように上に引かれたのです。
「はい・・・」
わたくしは、無言の命令に小さく答えてその場から立ち上がりました。
「ふふ、動くだけで祥子の香りがするな。」
「・・ぃゃ」
顔を伏せたまま、わたくしはきつく眼を閉じてしまったのです。どれだけ蜜を溢れさせているかは、高梨さんに言われなくても十分に自覚していたのです。
「いやじゃないだろう。本当のことだ。仕方あるまい。」
高梨さんの声が動いていることにその一瞬、気がつきました。
「あっ・・」
次の瞬間、わたくしは暗闇の中に一人取り残されたのです。
あのサイドテーブルの上にはなかったはずの、目隠しをされていました。頭の後を走るゴムの感触・・・頬の高さを完全に覆うフォルム・・・柔らかな感触。それは何かを代用したものではなく・・・目隠しそのものだったのです。
とんっ・・・
「やっ・・・」
視覚を奪われていたわたくしは、背中を高梨さんの大きな手で突かれて簡単にバランスを崩したのです。
前によろけてそのままベッドの上にうつむけに上体を倒れ込ませてしまったのです。
ガチャ・・チャ・・・
「だめっ・・」
無意識に顔の両側についた手は、高梨さんにそのまま絡めとられてサイドテーブルの上にあった白いフェイクファーに包まれていた手錠で後手に留め付けられてしまったのです。
彼は無言のままわたくしのリードを掴み、ベッドの上を大股に移動して・・・わたくしが知らない場所へと、リードの先端を固定してしまったようでした。 コメント
次の責めは……
 最初の責めを読ませて頂いて、じっくり堪能いたしました。
 そうでした、祥子様の乳首への強烈な責めも在ったのでしたね。祥子様の献身に目がいってしまって、すっかり忘れておりました。 
 そして、始まりました。
 高梨さんの第2番目の責めが……。
 目隠しをされ、両手の自由を奪われる、それも後ろ手に……。しかも、首輪もどこかに固定されてしまう。身体の動きの自由を奪われて、祥子様はさぞ不安な事でしょう。
 SM初心者の私に、この後の責めの予想をする事をお許し下さい。
 目隠しの意味は何なのか。祥子様はベッドの上にうつぶせにされ、後ろ手錠もされているのですから当然、目隠しをされていなくても高梨さんの顔は見えないはず。
 それをあえて目隠しをされるのは、祥子様の不安を増大させるだけの意味なのか。そうでしょう。それ以外の意味は考えられません。
 どんな責めを?高梨さんは夕食後に、「後ろもきれいにしておくように」と祥子様に命じておられます。その責めにもうお入りになるのか。
 そうか、ニコンのF6という、フィルムカメラの最高峰が用意されている。それで姫菊辺りを……。
 これ位にしておきます。
 祥子様、皆様、勝手な予想を書いてしまって、申し訳ありません。SM初心者の勉強と思ってご堪忍下さい。
 果たして実際はどんな責めになるのやら、明日のアップを楽しみにしております。


2007/04/11 16:27| URL | オーバーチュア  [Edit]
リードで動きを操り、目隠しで視界を覆う。
否がおうでも神経が鋭敏になりますよね。

彼が望むことを受け入れるために…。

2007/04/11 22:08| URL | dreamcat  [Edit]
次の責めまで・・・少しだけお待ち下さい
オーバーチュア様
想像の翼がとても広がっていらっしゃるようですね。
オーバーチュア様がわたくしになさりたい責めを、いくつでもあげてご覧になってみてください。
そして、責めに悶えるわたくしにも感じてください。
それが主様の第一歩かもしれませんわ。

dreamcat様
高梨さんのお誘いを受けたときから、彼の仕打ちは全て受け入れる・・・それがわたくしの基本姿勢です。
それは、彼が決してわたくしの身体を傷つけることはしないと信じているから。
わたくしにも、高梨さんが次になにを考えているのかはわかりません。

2007/04/11 23:48| URL | 祥子  [Edit]
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