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初雪 4

ドレッシングルームの先はジャグジーでした。
壁にはダナキャランのアメリカンスリーブのドレスとストールが掛けられ、ランジェリーも用意されていました。ただ、そこにあったランジェリーはガーターベルトと黒のシームストッキング、それにTバックのパンティだけだったのです。 

「祥子さん、その首はどうしたのですか?」 
美貴さんの指が、ほんの微かになっているはずの首輪の痕をなぞるのです。
今朝方まで・・・わたくしに付けられていたカメラマンさんの赤い首輪の痕。
薄く・気づかれずに済むと思っていたその痕を指摘されて、とっさに手で隠すような仕草をしてしまったのです。
「その位置・上下についた痕。犬の首輪でも付けられていたのですか」 
わたくしの黒髪を掻きあげて・・・うなじまでも確認するようになぞってゆきます。
「ちがい・ま・す・」
事実を指摘されて否定の声は弱々しくなるしかありませんでした。
「祥子さんに犬の首輪ですか・・・確かにそそりますね。でももっと素敵な姿にすることもできるのに無粋な男ですね」 
薄紅のその痕に唇を這わすのです。
「違う・・わ」
「これだけでも充分に祥子さんを嬲れそうですけれど、時間が無いのが残念ですね」 
ふっ・・とため息をつくとわたくしから離れ、サイドデスクにある黒塗りの箱からベルベットのリボンを取り出してきたのです。
「微かですけれどうなじの痕が気になります。祥子さんの肌にはアクセサリーなど不要だと思っていましたが、今夜はこれを付けてください」
「こんなに素敵なもの・・・を?」 
渡されたリボンには、プラチナとダイヤでつくられたペンダントトップがついていたのです。用意されていた簡単な髪飾りと同じモチーフでした。
一目でそれが本物であることがわかる繊細な造りでした。あまりに高価なものにわたくしは驚きを隠せなかったのです。
「箱根で祥子さんに約束したものですよ。今夜は僕からのプレゼントで、その身を飾って楽しませてください」
「でも こんなに・・」
「祥子さんの3日間をいただくのですから当然です。それにあの夜望月が用意したものほどではありませんからね」

美貴さんは改めてわたくしの前に跪かれたのです。
「箱根では全て望月にさせましたが、後で考えたらあまりにもったいなかった。今夜は僕が祥子さんの着替えを手伝わせてもらいますよ」
左のガーターストッキングの留め具に手を伸ばすのです。
「お願い・・・自分でいたしますわ。だめ」 
身を引こうとするわたくしの腰を左手で引き寄せて、Tバックに顔を埋めるのです。
わたくしの身体は繰り返される言葉責めと先ほどの淫戯にすでに蜜を溢れさせていたのです。
「いい薫りだ、このまま味わいたくなる。おとなしくしてください祥子さん、時間がないのです。こんなに濡らしたままでレストランに行きたいのですか?」 
わたくしの脚を持ち上げパンプスを脱がせます。
「それとも、このまま犯して僕の精液の匂いまでつけて、ランジェリーもなしでお食事に行きますか?」 
ガーターストッキングの留め具を外します。
「いやぁ・・ゆるして・・・」 
するするとストッキングを下ろすのです。 
「ジャグジーでさっぱりとしてからお食事に行きたいでしょう」
わたくしの後に回り背中のホックを一つづつ外します。
「あぁぁ・・きれいだ。どんな高価なランジェリーよりも祥子さんの肌がいちばんきれいですよ」 
Gカップの乳房のボリュームがランジェリーを簡単に身体から落としてはくれないのです。美貴さんの手で肩のストラップを引き下ろされてはじめて・・・乳房がたふん・たふ・・と揺れながら押し込められていたカップから解き放たれました。
「さぁ 僕の肩に手をかけて」 
Tバックの両脇を持ってゆっくりと脱がせてゆきます。リバーレースに押さえられていた漆黒の茂みがふわっと立ち上がり・・女の薫りが溢れ出したのです。
「逢ったばかりなのにこんなに濡らして、だめじゃないですか。祥子さん」 
手にしたTパックの細いクロッチを鼻先に近づけて・・・
「だめっ・・・やめてください」 
どうして男の方はこのような恥ずかしいことをなさるのでしょうか。

「ふふ これからいくらでも楽しめますからね」 
わたくしにバスタオルを巻き付けるとジャグジーのドアを開けたのです。
「30分で用意してください。リビングで待っていますよ」 
ちゅっ・・軽く小鳥のようなキスをして、美貴さんはドレッシングルームから出ていったのです。 コメント
NoTitle
 ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ!
すごくすてきなテンプレートですね。
こめんとありがとうございました。
今更ながら、祥子さんのブログに
リンクしていなかったことに気が付く
おまぬけなさやか!
今日、リンクさせていただきました。
 祥子さんの物語に出てくる男性は
わたくしの好みにぴったりです。



2006/03/12 17:44| URL | さやか  [Edit]
クラブハウス
今日はクラブハウスで泳ぎ、その後、サウナに入りました。
ジムで30分ウォーキングして、腹筋とかいろいろ運動しました。指導してもらった女性のインストラクターは若くて、でも、サディステックに私を厳しく指導してくれました。
まるで、私がMになったようです。もう、くたくたです。

祥子さんのGカップのビキニがみたいですね。

2006/03/12 19:28| URL | yamatan  [Edit]
祥子様
首筋の首輪の跡を隠すためのベルベットのリボン。

ペンダントトップが素敵なので祥子様にはきっとお似合いだったでしょうね。

赤い首輪・・・私もつけることがあるのですが・・・。

殿方に着ている物を脱がせていただく・・・それだけでも秘部に女の薫りを一杯にさせてしまいそう。

でも出来る事なら私が全てを脱がせてしまいたい・・・・



2006/03/12 21:08| URL | 桜草  [Edit]
NoTitle
3日間を下さいって・・・すごいです・・・ドキドキです・・・
それから・・・祥子さんの物語の男性って素敵です・・・わたしも素敵なSさま書こうとするんだけどあんまりうまいこといかないです・・・これから祥子さんがどんなことになっていくか楽しみですo(*^▽^*)o~

2006/03/12 22:05| URL | 悪夢(あむ☆)  [Edit]
三寒四温
昨日のあたたかさが嘘のような冷たい風ですね。
みなさま体調を悪くはされておりませんか?
どうぞご自愛くださいませ。

さやか様
きっとさやか様のコメントをみたら、美貴さんも山崎さんも石塚さんも・・・そして望月さんもとても歓んでくださることでしょう。
わたくしも素敵な方達だと思っておりますの♪
それにリンクの件、ありがとうございました。お心遣い感謝いたします。

yamatan様
クラブハウスでのジム、堪能されたようですね。
時には女性にそのように接していただくのも楽しいのではないですか?
わたくしはほとんどビキニは着ませんの。ワンピースばかり♪
だって・・・ビキニで泳ぐと・・・なんですもの。

桜草様
他の男性に付けられた痕を知られて・・・その時間を想像されてしまうのはとてもはしたなく、恥ずかしいことでした。以前にこの方達に付けられた痕を、長谷川様に見られてしまったときと同じ様に。
ゆるく付けられていたはずの首輪なのに、やはりうっすらと痕は残ってしまうものですね。
男性に付けられた痕を桜草様に見られてしまうのは・・・もっと恥ずかしいですわ。

悪夢様
ありがとうございます。
最近女性のお客様から、男性たちへのお褒めの言葉をたくさん頂戴するようになりました。ほんとうにみなさん素敵な方達ですので、そう思っていただけるのは我が事のように嬉しいです。
今度機会があったら人気投票でもしてみましょうか♪


2006/03/13 13:57| URL | 祥子  [Edit]
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