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初雪 28

「黒いストッキングに覆われた後姿も見たいですね」 
山崎さんがつぶやきました。
「そうだな。祥子さん、起きてください」 
車のドアと二人の男性の脚に抑えられていた両手・両脚を自由にすると・・・元の座った姿に戻されたのです。
車のシートにランジェリーだけの姿で二人の男性に挟まれて<普通に>座る・・・そのことさえわたくしの羞恥を煽るのに充分すぎる状況でした。
「今度はこちらです」 
わたくしの上体は山崎さんの膝に俯せに倒されたのです。
「あん・・・」 
シートから落ちそうになる腰と脚を座席から下りた石塚さんが支え、彼の座っていたところに膝をまげ・・・後向きにブーツを履いた足を上げる様に横たえたのです。
「ふふ・・いいな」 
お二人の目の前にはランジェリーに覆われた白い尻肉の二つの盛り上がりが晒されてしまいました。
ウエストまでを覆う黒のストッキングは、張り切った腰の丸みを強調しています。
ストッキングの縁から上にはミルクを溶かしたような白い背中に・・・黒のロングヘアが絹糸のように広がっていました。
「祥子さんの髪、好きなんですよ。僕は」 
初対面の時から石塚さんはわたくしの髪を愛でていてくださいました。
リアシートを一杯に下げ、広げてあった足元に石塚さんは膝立ちになっていました。
「はぁう・・・」
左手でわたくしの背に広がる髪を、右手で腰の丸みを愛でるのです。
山崎さんはもう一方の丸みを・・・二人の男性は淫らさを露に触れてきました。 
恥ずかしさのあまり悶える腰は、気持とは裏腹に二人の手に向かって・・つん・・と突き出されてしまうのです。
 
「Tバックじゃないのが残念ですね」 
唐突に山崎さんが口にします。
「そうだな、この姿だとTバックの方が綺麗だな」 
ランジェリーを用意された石塚さんも人ごとのように答えるのです。
腰を覆うランジェリーはブラと同じレースを使った美しいものでしたが・・・Tバックのように、ヒップを露にはしていなかったのです。
パンティの上にはパンティストッキングにロングブーツを履いたままでした。
ガーターストッキングと違い、このままでパンティを取り去ることなどできないはずだとわたくしは安心していたのです。どんなことになってもせいぜいランジェリーの上から嬲られるだけだと。
「どれ・・・」 
石塚さんは髪を愛でていた手を離したのです。
「やぁん・・」 
ストッキングのウエストに石塚さんの指が入り込むのです。ベッドの中の艶めかしい淫戯のようにパンティを谷間に食い込ませるためだと思っていました。
なのに、彼の手は左・・・それから右とウエストを動いて、パンティの左右の紐を解いてしまったのです。
「腰を浮かせてください。祥子さん」 
わたくしの左脚をシートの下に落とす様に開かせると、そう命じたのです。
「あぁぁっ・・だめぇっ・・」 
腰を浮かす事が出来ずにいたわたくしの乳首を、山崎さんのすべすべの指がくりくりと・・嬲るのです。快感に腰を微かに浮かせた瞬間に、ヒップ側からパンティを引き抜かれてしまったのです。

女性の運転手が高速道路を走らせる車の中で・・・着衣を一枚ずつ脱がされて・・・二人の男性に嬲らせる・・・そんな異常な状況は、わたくしの身体をはしたなく濡らしていました。
「やぁぁ・・ん・んん・」 
パンティストッキングに押さえつけられたままで引き抜かれるランジェリーは、愛液で張り付いていた分だけ・・・わたくしの真珠を花びらを・・・きつく擦り刺激するのです。
腰を落としてしまおうとするわたくしを、山崎さんの手は許してはくれませんでした。
「あん・・だめ・っ・・」 
ストッキングを着けたままで男性の目の前でパンティを脱がされる・・・ありえないと思っていたことが抵抗もできないままで実現されてしまいました。
 
「はぁぁ・・」 
パンティを抜き取られた花びらには・・・ストッキングの縫い目がきつく食い込みました。
「これでどうだい」 
ようやく許されて落とした腰を、二人の男性の視線が舐める様に這うのさえ・・・わかりました。
「あぁ これがいいですね。やっぱり祥子さんにそんな形のランジェリーは似合わない、ストッキングの下はこうでないと」 
まぁるく張り出した白い丘も・・・深く切れ込んだ陰影さえも・・・黒のストッキングは淫らに演出するのです。
「や・・ぁん・・」 
「ふふ こんなにまで濡らしてはしたないですね。祥子さん」 
パンティストッキング一枚に覆われたヒップを、山崎さんの手が撫でていました。

「やめて・・・」
石塚さんの手には、濡れそぼったクロッチが露になったパンティが握られていたのです。
「ぁぁあん・・だめ・・で・すぅ」 
「ゆうべの蜜もいい香りでしたが、今日のも格別ですね」 
両脇のリボンが解かれて一枚の布片と化したランジェリーを、香水の染み込んだハンカチのように弄ぶのです。
「もう一枚、同じレースのTバックのパンティを用意してあります。だから、これは僕が記念にもらいます。美貴や山崎は祥子さんの愛液付きのランジェリーを貰っていて、うらやましかったんです。ようやく僕も祥子さんと逢えないときにこの香りを楽しむことができますよ」
「だったら、最初からTバックにすればよかったじゃないですか」 
山崎さんは半分あきれ顔で石塚さんの様子をご覧になっていました。でも内心、この趣向を楽しんでいることは声音からでもわかったのです。
「車の中で・・・スマートに楽しめないじゃないか。いいだろ、僕も欲しかったんだから」
石塚さんの仰る事は、まるで玩具をほしがる子供のようでした。
「いやぁぁぁ・・・返して・・」 
社会的に地位のある・・・きっと女性にもおもてになる紳士が・・・わたくしのはしたなく濡らしたランジェリーを競って持とうとなさるなんて。
一番最初にこの方達にお逢いしたときに持ち去られたオペラピンクのランジェリーがどのような使われ方をしているのか・・・想像するだけで羞恥でいたたまれないほどだったのです。

「祥子さんを独り占めしたいのは、美貴だけじゃないんですよ」 
山崎さんの手がブラのスナップを外します。
「あっ・・・」 
ふいにGカップの胸元が緩められる感覚は・・・ストッキングとブーツだけしかわたくしが身に着けるのを許してもらえないことを告げたのです。
「さぁ 祥子さん」 
俯せの上半身を起こされ、また座る姿勢に戻されると・・・ブラのストラップを外されてしまいました。
「クリーム色のこの車の内装よりも、祥子さんの肌の方が白いな」 
ほの白い内装の中で黒のパンストとロングブーツだけが浮き上がっていたはずです。
わたくしは両手で露にされたバストとストッキングに浮かぶ茂みを隠し、恥ずかしさに俯いてしまいました。
「椅子の背を倒しますよ」 
山崎さんの声と同時に、今度はわたくしの身体は後に倒されてしまったのです。
「手をどけてください。祥子さん」
胸を覆う手を山崎さんの指がなぞり・・・堅くとじた膝に石塚さんの手がかかります。
「言うことを聞いてください」
「や・ぁ・・」 
わたくしは首を横に振りました。
「仕方ないですね」 
二人の男性は眼顔で頷きあうと・・・石塚さんが力づくではしたない部分を覆ったわたくしの手を引きはがしました。
「ゆるして・・・」 
男性の力で一つにまとめられた手首に、山崎さんの手でシルクのスカーフが巻き付けられてしまったのです。 コメント
こんばんは。
私の近くでは、今年は花がいっせいに開いているようです。トウグミ、キブシ、セイヨウザイフリボク・・・。トサミズキとヒュウガミズキも一緒に咲いています。

きのう黒のストッキングに魅せられたことをお話しましたが、今夜はそれ以上のすばらしい姿。パンティは私が予想した以上の働きをしてくれました。
パンティストッキングに押しつぶされたヘアーの広がりも透けて見えて、とても魅力的です。

シートを後ろに倒され、スカーフを手に巻きつけられれば・・・大好きなシーンが目に浮かびます。

明日も楽しみです。


2006/04/06 21:06| URL | masterblue  [Edit]
おひさしぶりです
家族が帰ってからは仕事オンリーの生活になっています。
祥子様は春の足音を感じていることでしょう。
上海も日ごとに暖かくなってきています。


2006/04/06 22:12| URL | yamatan  [Edit]
春の足音
今年の春はいままでよりも気候が少し激しくなっているように思います。
強い風、激しい雨・・・・。
花が日本の春を象徴してくれますが、空気感が少し変わってしまっていることが少し寂しく思うのはわたくしだけでしょうか。

masterblue様
ぐみ・はなみずきのすっと背筋を伸ばした女性のような花姿がわたくしは大好きです。
声を殺し続ける車内での痴態。
強く拒むことのできない要求を少しづつ突きつけてゆく・・・そんなお二人の連携プレイがわたくしを責め続けるのです。別荘にたどり着くまで。

yamatan様
お仕事大変ですね。週末は少し息を抜いて・・・ほっとできたらいいですね。
またご家族がいらっしゃる時を楽しみに、がんばってください。

2006/04/07 10:02| URL | 祥子  [Edit]
ようやく満開です。
祥子さん、こんにちは。

大阪はようやく満開になりました。
四月に入り数日寒くて天候が不順でしたが週末は天気がよさそうです。
大阪城公園では今夜は場所取り徹夜組が多数出没することでしょう。
今年は関東の方が早く咲いたようですね。

毎年この時期になると満開の桜の木の下で紅襦袢姿の愛奴が吊るされている情景を思い浮かべるのは私だけでしょうか?

お昼休みにこんなことを妄想する私は変態ですね。(笑)
しかし、SMを心から愛する私にとっては必要不可欠な活力源で大切にしたいですね。
                             ・・縄指導・・

2006/04/07 12:33| URL | 縄指導  [Edit]
縄指導様
造幣局の通り抜けもそろそろの時期でしょうか。
東京は今日もわたくしの首筋を冷たい風が通り抜けています。
多くの人が群れ集う桜ではなく
御屋敷の庭の片隅のプライベートな古木の下
ひっそりと桜の精のように・・・薄紅の襦袢で括られるのを
夢見てしまうのも ふふふ 縄指導様と同じですわ

2006/04/08 18:17| URL | 祥子  [Edit]
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