初雪 39
「あぁ・・もう・・ゆるして・・」「だめです。僕は昨夜からまだ一度も満足していないんですよ」
山崎さんは確かに昨晩わたくしだけを頂きに押し上げる口戯だけしかなさいませんでした。腰にまわしていた手を乳房まで引き上げて、後から・・・指から柔肉をはみださせるほどに強く揉み込むのです。
「結城くん、そろそろ万座鹿沢口かな」
淫らな姿のわたくしを後から貫き乳房を愛撫したままで、権威ある上司の声で結城さんに呼びかけるのです。
「はい、そうです。別荘にも間もなく到着いたしますが」
お昼近くにホテルを出て高速道路を・・・雪道を走り・・・外はもう夕闇に包まれはじめておりました。
お二人の責めに何度も達し、それでも責められ続け、わたくしは時間感覚をなくしていたのです。
「構わない。道の駅に寄ってください」
「はい」
結城さんは怪訝そうな声で返事をなさいました。
「祥子さん」
「・・・は・い・・」
答える声に艶めきを載せない様に・・必死で沸き上がる淫楽を押さえながら、後から貫かれたままで山崎さんに返事したのです。
「僕もこのままでは辛いんです。ですから道の駅で僕を鎮めてください」
道の駅で・・そんな公の場所で・・・
「別荘へ戻れば美貴がいます。望月くんもいます。僕だけに祥子さんをおもうままに独り占めになどさせてくれないでしょう。僕たちは貴女に対しては紳士協定を結んでいますからね」
バストに這う指は優しく淫らな動きに変わっていました。
「紳士協定?・・・はぁ・・ぅ」
わたくしの疑問にはなにも答えてくださいません。かわりに2度大きく山崎さんは腰を突き上げ、さらに奥深くへとその大きな塊を押し込むのです。
「だから僕にも宝物をください。いいですね、祥子さん」
おふたりに標的のように嬲られつづけ堅く立ち上がった乳首を、すべらかな山崎さんの手が弄りつづけます。
「・・はぁぁん・・だからって・・道の駅だなんて・・だめ・・・」
どんな時でもすべすべとした山崎さんの手は、素肌を撫でるだけでも・・・わたくしを慄かせます。なのに・・その指が両胸に立ち上がる快楽の芯を集中して責めるのです。
太ももを這い回る石塚さんの唇と共に、わたくしをまた少しずつ追い込んでいったのです。
「さきほど僕たちの言うことを聞かなかったお仕置きです。思う存分可愛がってあげますよ、祥子さん」
シートの上の山崎さんの腰は動けないわたくしを責め続けるのです。
「あぁ・・だめ・ぇぇ・・おねがい・・・あっ・だめぇ・・」
「それともここで、結城くんの居るところで、僕に突き上げられてはしたない逝き声を聞かせたいんですか? もう喘ぎを押さえることも難しくなっているのでしょう」
快感にのけぞったわたくしの耳元に、一段と顰めた声で・・・最後の脅しの言葉を口にするのです。
「・・んっくぅ・・やぁぁ・・ゆるし・て・・」
山崎さんの両手は、容赦なくわたくしの両の乳房を捏ね回すのです。
まるで舌で舐めしゃぶられているような・・その指のづかいはわたくしの蜜壷を収縮させ・・・彼の塊を締め付けて・・己が身に一段と強い快感を送り込む結果を招いてしまうのです。
「いいですね、祥子さん。ここではしたなく逝きたくなかったら言うことを聞いてください」
山崎さんの声の中にも、これまで抑え続けて来た淫媚な欲望が滲んでいたのです。
「・・ん・・はぁ・・」
わたくしはこくこくと頷いたのです。
カチ・カチ・・・ ウインカーの音のあと車は停まったのです。
カーテンの向こうから結城さんの声がしました。
「道の駅です」
「わかった、結城くんも休んでくれ」
「はい、一休みしたあとは車で待機しています」
ドアの開閉音がして、結城さんが車から出て行く音がいたしました。
-
祥子さん、こんなにされちゃって・・・。
たくさんの男性に、これほど求められるなんて
いいなぁ。女性の憧れですよね。
祥子さんのように、魅力的な女性になれるよう
日々努力しないといけませんね。
と、ネット三昧の生活を反省。
2006/04/19 14:57| URL | さやか [Edit] - さやか様
-
過分なお褒めの言葉、恐れ入ります。
そうですね・・・男性と関わるだけならいくらでも・・ね。
でも1人の方を虜にする魅力はまた別物のようです♪
さやか様が素敵なのは
ブログの中のお話で充分に感じられます。
そう・・・少しだけ、さやか様の<素敵>をわたくしにも分けてください。
2006/04/19 23:11| URL | 祥子 [Edit] - こんにちは。
-
祥子さん、こんにちは。
造幣局(八重桜)の通り抜けも18日で終わりました。
現在満開は、関西では桜名所百選で有名な、奈良の奥吉野、琵琶湖の海津大崎ぐらいでしょうか?
過去の記憶として百選の名に恥じない見事な桜でしたよ。
花はどんな花でも人の心を和ませて素敵ですね。
さて、道の駅で祥子さんはどんな辱めを受けるのでしょうか?
失礼ながらSの血が騒ぎ妄想してしまいます。(汗)
・・縄指導・・
2006/04/20 13:55| URL | 縄指導 [Edit] - 縄指導様
-
奈良の奥吉野は淑やかでひそやかで・・・美しいですね。
花の色が京のものよりもなお白く感じるのはわたくしの気のせいでしょうか。
道の駅、縄指導様ならどんなことをなさるのでしょうか?
あと数分で到着するのをわかっていて
敢えてここで・・・それも山崎さんにも秘かに流れるSの血がなせる仕業でしょうか。
2006/04/20 23:46| URL | 祥子 [Edit]
トラックバックURL
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| BLOG TOP |